「なんでも魔女商会(13) 星くずのブラックドレス」 ママの声

ちょっと困ったお嬢様のドレスの仕立ての失敗してしまった魔女ポプリンに、シルクはどんなアドバイスをするのでしょうか。
美しいこと可愛いことも大切ですが、それより大切な戒めも感じられる１冊に思いました。
小学校中学年くらいの子供の読書にぴったりなシリーズ児童書です。

７歳長女が大好きなシリーズです。私も大好きなシリーズなんですが。今回シルクがリフォームを頼まれる相手がとっても鼻につく嫌なお嬢様なんです。でも、そんな相手もちゃんと変わっていくんですが。

このお話にはなるほどって思う言葉がいくつか出てきます。リフォームするによって「豊かに暮らすようになっても、まじめに無駄遣いしないで生きるようにという戒め」など。可愛いだけじゃなくて、大切なことも教えてくれるお気に入りの本です。

あんびるやすこさんの魔女商会１３段。
魔女のポプリンが浮かない顔でお店に。
名門の娘マギー注文のウェディングドレス作成に大失敗してしまったのです。
シルクに助けを求めるのですが・・・

女の子の夢、ウェディングドレスが登場☆
シルクももう一枚のドレスを担当しています。
あくまでお直しのほうですね。
マギーのお母さんのウェディングドレスを下敷きにしたブラックドレス！
子どもの本ながら、ほえーとびっくりしてしまいました。
禁止されているサイズ変更魔法などの
魔女世界の決まりが、いまいち共感できませんでした・・・

制作ノートみたいなカラーページがいいですね。
あたたかな仲間の助けとシルクのリフォームが素敵な本です。

以前友達になったお仕立て支店の魔女たちが出ます。お仕立て支店に依頼が来た結婚式のドレスを彼女たちと力をあわせて作るところがいいなーと思いました。
シルクのところにも同じ依頼者からドレスリフォームをしつつ、手伝いをするシルクがさすがですね。
見栄っ張りで高慢な所のある花嫁でしたが、花婿は彼女のやさしさの種にしっかりと気づいていたという所で彼女はいい人と出会えたなと思いました。

えぇっ＼（◎o◎）／！ウェディングドレスのリフォーム？

その着眼点がすごいです

シルクには、式用のドレスの後に着る
イブニングドレスのリフォーム
それには、ちゃ〜んと訳があります
その伝統を理解しないわがままなマギー
態度がどうも
読んでいる側も、好きになれません

同時進行に、ドライなシルクが
困った友達のお手伝い
それを見て、真面目な（＾＾ゞおさいほう魔女達も・・・
団結のすごさ

それなのに、マギーお姫さまったら！！

でも、シルクはまた賢い方法で
マギーに気付かせていきます

でも、ちょっと、改心が早過ぎるかも（＾＾ゞ

黒のドレスには、びっくりでした
センスが素敵！！