子供たちの遊び場、「あそび島」で毎日遊んでるしんたろう。
ある日、「ペガススの家」へキャンプへ行くという話しを聞きます。
そこへ行けば、アレも出来る、これも出来ると
とっても期待が膨らむんだけど・・・その期待感がしぼんでしまう
一言を、あそび島のあいこ先生が言いました。
「たのしいところだけど、とおいのよ。
だからいっしょに泊まろうよ。もちろん こどもたちだけでよ」
行きたいけれど、お母さんと離れて寝るのは・・・。
うちの兄ちゃんもみんなで寝ているから、これはどうだろう。
幼稚園のお泊り保育ってので、園に泊まったことはあるけれど。
楽しいことへの期待と離れることへの不安。
でも、ぼくは「いかない」って言えました。
友達はみんな行くって言っても、それに流されないで。
しんたろうくんの気持ち、それを尊重してくれたあいこ先生。
また、その気持ちを「えー行かないの!」って騒がなかった友達。
行けばいいじゃない、行きなさいと言わないお母さん。
みんな、いいなぁ。
自分の気持ちをちゃんと言える。
他の誰かの気持ちをちゃんと受け止める。
兄ちゃんにもそうなって欲しいなぁ〜。