「好きな人の顔をかきましょう」図工の授業の時間に
絵を描くことになった周平。
周平は迷わずお父さんの絵を描きました。順調に書き出した絵ですが
お父さんははげているので、髪の毛を描くところで
手が止まってしまいました。その理由が、お友達に
「お父さんがはげている」と言うことを知られてしまうから・・・。
周平が悩んでしまった事、多感な時期の小学校高学年の子からは
よく伝わるのでしょう。一緒に読んだ娘も、
「あ〜、わかるわかる!」って話してましたし、
私自身も同じように経験してきた事なのでよくわかります。
お友達に自分の家族のことを触れられると
なんとなく恥ずかしい気持ちになるんですよね。
更に、やっぱりお父さんってかっこいい!と改めて感じることができた
周平の気持ちもまたわかる!
4年生になった娘にはよくわかるな〜と思いつつ、
自分の両親(つまり私たちね)にも、
改めて感心を持つようなお話しで
いろいろと考えることがあったようですよ。