デイビッド・シャノンで真っ先に思い浮かぶのは、「あめふりのおおさわぎ」なのですが、何と言っても迫力のある絵が特徴です。
今回のお話の主人公は、アヒルくんでしかも自転車に乗ってしまいます。
それも、体長が足りないから、昔子供の時分にやった三角乗りだから、笑えます。
そして、動物達の前を通り過ぎて行くのですが、それぞれの動物の思いが、何ともそれらしい。
圧巻なのは、子供達の置いていった自転車をみる動物達の目の輝きです。
目をみただけで、ワクラクしている感じが伝わってきます。
そして、動物達全員が自転車に乗るのですが、もし自転車に乗ったらこんな格好なんだろうなと思わせるリアルさがあります。
有り得ない話だけれど、もしかしたらこんな風に動物達って自転車に乗るかもしれないと、大いに空想をかきたてられる絵本です。
小学校1年の次男も、単純に動物達の姿を見て楽しんでいました。