夜寝る前にお父さんとちえちゃんは、動物の絵本を読みました。
「これ なあに?」
「アリクイだよ。」
アリは庭にいっぱいいるのに、食べに来ないね。
と2人で笑っていたら・・・・。
ドンドン!
カーテンの向こうから音がして、なんと、アリクイが現れた!
「こちらにごちそうがあるんですか?」
「ないない!」
お父さんがあわてて答えると、アリクイはかえっていきました。
次にクマのはなしをしていると、
ドンドンドン!!
窓をたたく音が・・・。
部屋に入ってくる動物たちを怖がる二人の顔が
とってもリアル。
ページをめくるたびに、子どもたちはひきこまれて、息をのみます。
こわくて目をつぶっちゃったり、お友だちと手をにぎりあったり、
手で顔を隠して、隙間からのぞき見たり。
とってもスリルのある絵本です。
でも、最後にはホッとできるのでご安心を。
2歳頃から楽しめると思います。