近所の図書館でのお話会で読まれた絵本です。子供たちが「ねえ、どれがいい?」の質問に、子供たちが大きな声をあげて「ぼくはこっち、私はあっち」というように楽しんでいました。
大勢の読み聞かせにも向いているけど、じっくり読んでも楽しい絵本。
面白くて、楽しくて意外な選択に子どもならず、大人もはまってしまいます。
「どれを手つだう?」
「ようせいのまほう、小人のたからさがし、まもののいたずら、ま女のシチューづくり、サンタクロースのプレゼントくばり。」私だったらどれもお手伝いしたい。
そんな夢のある選択から、
「二千円でトゲのあるいばらにとびこむのと、一万円で死んだかえるをのみこむのと、二万円でお化けやしきにとまるのと、どれがいい?」という究極の選択まで・・・。(笑)
またその選択を描いた絵がとても素敵。ジョン・バーニンガムのほんわか、暖かみのあるイラストが選択の楽しさを盛り上げてくれます。「私はこっち、あなたはこっち」親子で盛り上がること間違いなしの絵本です。