図書館の新刊コーナーで見つけてきました。
意表を突いたけったいなタイトルで、表紙絵もインパクトがあります。
うちの子どもたちは指しゃぶりという行為を一度もしたことがなかったので、親として「困ったな〜」と思った記憶はありませんが、
自分のうちの子どもが小学校に上がる頃になっても指しゃぶりが止められなかったら、きっととても悩んでいたと思います。
この絵本は、そんなお子さんの指しゃぶりでお困りのご家庭で、お父さんやお母さんが、指をしゃぶってしまうお子さんたちに読みたくなるお話かもしれませんし、そうしたご家庭をターゲットに考えられたのかな〜という気がします。
大人の目から読むと内容はやや奇抜ですが、しっかりまとまっていて読みやすかったです。
ただ、もしもうちの子が「指しゃぶり」が止められなくて、私が辞めてほしくてこの絵本を読んだら、「指しゃぶり」云々により、
“ゆびたこ”が怖い!!という印象しか残らないかもしれません。
少し前まで「指しゃぶり」をしていたお子さんになら、楽しく読めるかもしれませんが、現在進行形のお子さんに読んでしまうと心の負担になるんじゃないかなぁと、心配です。
読んであげるときは、目の前のお子さんの気質を考えてからにしてあげるといいかなと、思います。