私は『ぼくのトイレ』から読んでしまいましたが、こちらの作品(「おふろ」の方が、シリーズとしては先に出てしました。
だからでしょうか?
この「おふろ」の方が、無理に面白くしようという気負いみたいな感じはなく読みやすかったです。
通勤で疲れたお父さん用の「お風呂電車」のシーンも、ビルに作られた大浴場のお風呂屋さんみたいなのも、
“おふろの栓をぬすんだサングラス男”を探すという目的だけでなく、
各ページのいろんな用途や形のおふろのアイディアに斬新さがあって、絵を見ることを楽しめました。
5,6歳くらいから小学校中学年くらいのお子さんたちにお薦めします。
このシリーズは最後にお父さんやお兄ちゃんが登場してお話が締められるので、
出来れば、読み手はお父さんにお願いしたいなぁと、思いました。