わぁ〜。この絵本の作者の解説を読むまで、ルイーズ・ファティオがデュボアザンと夫婦だとは気付きませんでした。
この絵本の最後に登場する農場の夫婦って、そうするともしかしたら、お二人のイメージで描かれているかもしれませんね。なんかこのページだけすごくリアルな印象を受けました。
お話は小さなちゃぼもバンタムが、農場に入り込んだきつねと戦い、見事やっつけたという話ですが、
なんてことないちょっとした農場の一コマのように見えて、
ちゃぼならの身の置き方の大変さとか、農場の動物たちの上下関係とか、ほのかな恋なんかも垣間見えて、なかなか楽しい作品でした。
活字が普通の絵本よりやや大きく、はっきり見えて良かったです。
絵も遠目が聞くので、小学校などの読み聞かせに使ってもいいかもしれません。