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あくまのおよめさん ネパールの民話なかなかよいと思う みんなの声

あくまのおよめさん  ネパールの民話 再話:稲村 哲也 結城 史隆
絵:イシュワリ・カルマチャリャ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2024年04月03日
ISBN:9784834014495
評価スコア 4.22
評価ランキング 23,740
みんなの声 総数 17
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  • ちょっとかわいそうな悪魔

    なんとなく、昔話や民話には教訓めいたものがあると思っていますが、こちらのお話でいきなりひろった銀貨を勝手に使ってもいいの?と驚きました。そして、買ってきたのが猿…なんで?と不思議なことばかり。その猿が悪魔を退治するのですが、なんだかちょっと悪魔に同情してしまいました。

    投稿日:2024/08/05

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  • てっきり

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    あくまのお嫁さんっていうのは、
    てっきり、人間のところに悪魔のお嫁さんが嫁いできたという
    お話かと思っていたら、
    悪魔のために用意されたお嫁さんという意味だったのですね。

    悪魔が人間らしい心で
    涙を流して悲しんだり、優しい心に変わっていくのが
    意外でストーリーも面白かったです。

    投稿日:2020/05/15

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  • 身近にいる悪魔

    教訓めいたお話でした。
    描かれた悪魔が、身近にいる悪いおっさんのようなので、不思議な気がしましたが、逆に現実感があって良いのかも知れません。
    ラージャンは親の助言には従わず、猿を手にいれましたが、大切に育てたお陰で、とても裕福になりました。
    「子どものやりたいことを大切にしなさい」という親への教えも読み取りました。
    個性的な絵も印象的でした。

    投稿日:2015/05/08

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  • 木彫りの人形

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    ネパールの民話。
    ラージャン少年は両親と暮らしていたのですが、
    ある年、日照りのため、食べ物の出来が悪く、困っていたのです。
    すると、ラージャンは偶然銀貨を拾います。
    その銀貨で、ラージャンは、「国中でたった一つしか無い物」を得ようと探し、
    サルを手に入れるのです。
    両親はあきれますが、そのサルが後半、大活躍をするのですね。
    というのも、ラージャンの村でのもう一つの困りごと、
    悪い悪魔の存在があったのです。
    サルの知恵で、悪魔が改心する様子は、なかなか面白い展開です。
    木彫りの人形で作ったおよめさん、なかなかの発想です。
    ネパールの画家による絵なので、宗教画のような雰囲気すら漂います。
    悪魔の造形も人間っぽく、もしかしたら、人間の悪い部分を具現化したものなのかも、
    と感じました。
    悪魔も根はいいところがあるのかもしれませんね。

    投稿日:2015/04/05

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  • 異国の雰囲気たっぷり

    ネパールの民話です。
    ラージャンが拾った銀貨で買ったサル。
    彼はサルを大事に育てます。
    そんなとき、ラージャンの村に人を殺したり
    宝物をとったりするというあくまが現れて・・・・。

    表紙の宗教チックな絵に惹かれ手に取りました。
    曼荼羅の一場面にでも描かれていそうな…、とにかく
    色遣い、人物の顔、背景など異国テイストにあふれています。
    ピンチになったサルが機転を利かせてラージャンに福を
    もたらそうと行動していくのですが、異国の民話とあって、
    先がすぐに想像できないので、一気に物語の世界に
    引き込まれました。
    死んだ後お祈りしてくれる人がいない、
    お嫁さんは身に着ける飾りがないと…といったくだりで
    サルの言葉に素直に頷くあくまの姿。
    日本にはない文化や常識が垣間見えるのも、その国で
    語り継がれてきた民話だからこその魅力。
    「ぼくのおよめさんがー」と嘆くあくまの姿もなかなか印象的。
    勧善懲悪ではないところも宗教色があるのかしら…。

    息子はこの本にすぐ興味を持ち、じっと聞いていましたが、
    あくまが怖いようであくまが登場すると離れて聞いていました。
    はっきりと「ひとごろしを平気でする」と文章であるので
    インパクトがあったのかもしれません。
    それでもリピートをせがんでくるので、
    不思議な魅力があるのでしょうね。

    投稿日:2013/10/02

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  • 結構、素直なあくまが印象的。

    父親がネパール人なので手にとった一冊です。
    ネパールの文化を子供に紹介するという趣旨で読んだ本なので、
    絵もけっこう向こうの絵っぽくて気に入っています。


    個人的には、村人から恐れられているあくまが、
    ひと目見ただけのおよめさんを気に入り、
    実は木彫りなんですがそうとは知らず、
    一途に思いを募らせ、
    自分の不用意な行動のせいで、
    ベッドから落ちて死んでしまったと信じ込み、
    「僕のおよめさんがー」と涙を流す姿がとても印象的でした。

    涙を流し流し火葬場へ向かうあくま。
    あくま、結構素直ではないか。
    実は心はとってもキレイ?

    そして、大切なものを失って初めて、
    今まで自分が村人にしてきたことの無残さに気づき、
    村から去ったあくま。

    人の心の痛みを分かるということが描かれていて、
    ストーリーとしても結構お勧めできる一冊です。
    3歳の息子もわりと気に入ったみたい♪

    投稿日:2010/07/14

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  • ネパールの身近な動物はサル?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    画は、いかにもあちらの国っぽいもので、実を言うとあまり好みではありません。
    ただ、これはあくまでも個人的な好みなので、
    この国に興味のある人が見たら、木の葉や家の作り、服装なども見ていて楽しいだろうし、勉強になるかな?と思います。

    悪魔が宝ものを欲しがるところも、お嫁さんを欲しがるところも、日本人からしたら「変なの」という感じでしたが、
    「悪魔」という概念がこちらとは少し違うのかもしれません。

    ともかく昔話ですので、話の筋は面白いです。
    韓国や中国ではトラが、日本ではオオカミが、よく昔ばなしに登場しますが、ネパールでは身近な動物として、サルが登場することが多いのでしょうか?

    投稿日:2010/02/17

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  • ちょっとかわいそうな気もしました

    時には人殺しもしてまうという悪魔。

    だから、さるになかばだまし取られるような感じで宝物を取られてしまうのも、仕方がないかなあなんて思うのですが、それでもちょっとかわいそうな気もしました。

    お嫁さんのことが、本当にほしかったんだなあというその純粋さは買いたいです。

    さるの賢さは認めるとしても、できすぎたさるよりもあくまの方が、人間味があって、気の毒に思えるから不思議です。

    絵もおもしろかったですし、昔話もいろいろあると思いました。

    最初の不要な物に変えてしまうのは、「ジャックと豆の木」を彷彿とさせます。

    投稿日:2009/05/07

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  • 知恵で解決

    子供は、さるとあくまのやりとりをおもしろそうに読んでいました。あくまの顔は、あまりこわくないと言っていました。絵が楽しかったです。とても細かい線が、すごいです。

    悪者を退治するというお話ですが、腕力ではなく知恵を使って解決します。とても大事なことだなと思いました。
    心をいれかえたあくまに、本当のやさしいおよめさんがきてくれるといいなと思いました。

    投稿日:2008/04/06

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  • 人間臭いあくま

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    ネパールの民話です。
    題名はどきっとするものですが、悪魔がいかにも悪魔という姿ではなく、中身も妙に人間臭いので、ちょっと乱暴な地主と賢い農民の話という感じがします。
    悪魔が、お嫁さんを欲しがって、さるにまんまと騙されたり、美しいお嫁さんの姿を盗み見て喜んだり、悲しいことが起こると涙をぽろぽろこぼしたり、このお話の中で、一番生き生きとしています。
    散々悪いことをしてきたので、懲らしめられるのは当然なのですが、妙にかわいそう気がしてしまうのは、それだけ悪魔のキャラクターが良いからでしょう。
    とにかく悪魔の描写がいいので、それだけで楽しめるお話になっています。

    投稿日:2007/04/01

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