「ムーン・ジャンパー」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

センダック氏の作品を読み返しています
これ、読んだことあったかな？？？

白黒とカラーと交互で
絵がとても素敵です

1960年コルデコット・オナー賞受賞作品
たぶん、1959年初版で
日本では、2014年だ

テレビだとか、ゲームだとかない時代だったのかな
月に向かって、ジャンプ
月夜に、兄弟？で楽しそうに踊って・・・

生活の豊かさって、何でしょうね

夜って子供にとっては、どこかわくわくそわそわする感じですよね。
本当は夜の外でなんか遊んじゃいけないけど、月が出ているからそれを見るため外に出られる、何だか楽しい気分。
こういう詩的な文章を書けるって、素敵だなぁとも思えた１冊でした。

二ページいっぱいに文章とモノクロの絵と、二ページいっぱいに描かれた神秘的な情景の絵に今までに無い新鮮な感じを受けました。私は、どちらかというと、二ページいっぱいに描かれた絵の部分が特に好きで魅入ってしまいました。月明かりが美しく私も月夜の晩に庭に出てみたくなりました。月夜の美しい幻想的な絵が凄く素敵でした。

行きつけの図書館の新刊コーナーにやけにしっとりとした印象のセンダックの絵本がある！と、思って借りてきました。

おはなしというより、短いセンテンスに分かれた「詩」に挿絵を描いた。という作品でした。
一貫して登場する家族（かな？）はいるのですが、描かれている世界はあまり強調されていなくて、言葉の響きを形にして表現しているように感じました。

お月さまのお話なので、やっぱり読み聞かせに使うとしたら秋でしょうか。
リズムが大切な作品だと思うので、もしこの本を読み聞かせに使うなら、読み手はたくさん練習して心地よく聞こえるタイミングを計った方がいいかも！です。
小学校の低学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか？

母さんの声で現実に引き戻される。私は、子供らが何かを夢中になってしている時は、そっとしといてあげよ…と思いました。背表紙でお父さんとお母さんが月明かりの下で、子供らが眠った後の静かな夜を楽しんでいるね。雰囲気のあるよい絵本です。