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だるまちゃんとかまどんちゃん自信を持っておすすめしたい みんなの声

だるまちゃんとかまどんちゃん 作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2018年01月15日
ISBN:9784834083736
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,508
みんなの声 総数 11
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  • 心が豊かになる☆

    宮城県の家で火の守り神として作られた人形が「かまどんちゃん」として出てきます。かこさとしさんは、東日本大震災で被災された方々を思いながらこの作品を書いたそうです。そういった背景を知った上で読むとまた違う味わいが感じられました。
    女の子たちのおままごと遊びにつきあい、おませな女の子にあれこれと指示されているだるまちゃん。その中で、かまどんちゃんはとても上手にお料理を作ってみせます。みんなで平和に遊んでいたところで火事を発見。かまどんちゃんとだるまちゃんのとっさの判断で事なきを得ますが、最後に残る不思議な余韻は、この時代なら本当にこんなことがあったんじゃないかなと思わせてくれました。心がじんわりと豊かになる一冊だと思います。

    投稿日:2023/02/07

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  • だるまちゃんとかまどんちゃんの大活躍!

    だるまちゃんと、かまどんちゃんの大活躍です。

    おままごと遊びをしていて、だるまちゃんが、家事に気づいて

    かまどんちゃんが、家事のなべやさんの家に飛び込んで、コンロ

    の上の黒焦げのお鍋を濡れ雑巾でつかんで、外へ放り出して、

    だるまちゃんが汲んできた水を、その黒焦げのお鍋にざあーと

    かけて火を消しました。火をつけたらその場から離れないように

    したいなあと思いました。

    投稿日:2019/11/18

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  • この昭和感がいい!

    「だるまちゃんシリーズ」の最新巻です。
    今の子供には「かまど」を理解するのはなかなか難しいかも知れませんね。
    昭和感漂う「だるまちゃんシリーズ」,やっぱり日本らしくて世代を関係なくこらからも愛され続けていってほしいな〜と親目線で思いました。
    現代っ子もすんなりと入って読んでいるので心配ご無用でしょう!

    投稿日:2018/07/16

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  • かこさとしさんは 子どもたちを愛し たくさんの絵本を書いてくださいました
    「はははのはなし」は保育園の子どもたちが大好きで 私も大好きで 我が子にも何度も読みました
    懐かしいなあ!
    92歳でこの世を去られましたが 私達に たくさんの幸せを贈って下さった   かこさとしさん   ありがとうございました!

    かまどんちゃんは ままごとを 楽しんでた 私の子ども時代を思い起こさせてくれました
    だるまちゃんは かまどんちゃんが作ってくれた 美味しいごちそうを たべていると・・・・
    なんと なべやさんのうちが 大変 火事だ〜
    かまどんちゃんは 自ら 火事の中に飛び込んで 消したのですよ
    もちろん だるまちゃんも みずをくんで 消したんです
    なんだか じーんとしますよ
    かまどんちゃんもだるまちゃんも 今でも ままごと楽しんでいるんですって

    こんなままごとが 子どもたちの 大切な 遊びであり続けますように!

    投稿日:2018/05/28

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  •  5月2日に92歳で亡くなった加古里子(かこさとしというひらがな表記での著作も多い)さんは絵本作家として生涯現役であり続けました。
     その証拠に2018年1月、「だるまちゃん」シリーズの新作3作を同時出版しました。この絵本は、そのうちの1冊で、残りは『だるまちゃんとはやたちゃん』、『だるまちゃんとキジムナちゃん』になります。
     加古さんが「だるまちゃん」シリーズの最初の作品となる『だるまちゃんとてんぐちゃん』を刊行したのが1967年ですから半世紀にわたって描き続けた作品群といえます。

     この作品でだるまちゃんの相手になるのは「かまどんちゃん」。
     「かまどん」といってもあまり知られていない存在だと思います。
     この子は東北地方の岩手や宮城で言い伝えられている、旧家のカマドに黙々と座ってその家の危険から守ってくれる火の守り神のことです。
     そのカマド神を加古さんは子どもの姿に変えて、描きました。
     しかも、この作品のだるまちゃんは三人の女の子とままごとの真っ最中。でも、ままごとのお料理がおいしくないので文句をいうと、かまどんちゃんを紹介されます。
     かまどんちゃんは料理も得意で、だるまちゃんは大喜び。
     そこに、何やら焦げくさい臭いがして、だるまちゃんたちは火事を発見して、見事に消し止めるお話です。
     かまどんちゃんはさすがに火の守り神だけのことはあります。

     この作品のおしまいで加古さんは「東日本大震災で被災された方々への鎮魂と慰霊、そして原発事故への警鐘の念をこめて作品とした」としたと記されました。
     まさに加古さんの最後のメッセージといえます。

    投稿日:2018/05/20

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