この本では12曲の「ねかせ歌(=子守歌)が紹介されています。
小林さん(著者)の解説を読んで改めて「そっか〜」と思ったのは、《子守歌》って、ねんねこの歌(ねかせ歌)なのに、《子守歌》っていうんですね。
これは乳児よりも少し大きな子どもたちが、親の手伝いであったり、奉公としてあがった先の家の子守をしながら、背中の赤ん坊を寝かせるために歌われていた歌だったからなんですね。
(子守歌、奥深し!)
考えてみると、自分は小さい頃《子守歌》を聞いた記憶がありますが、さて、自分の子どもに《子守歌》らしいものを歌ったか?というと、歌っていなかった気がします。
知ってたら、歌ってあげられたかなぁ(音痴なので…)?
こうやって改めていろいろな地方の子守唄を見てみると、地域性が見えて面白いです。
おおいじゅんこさんの各ページのイラストも子守歌にあっていて和らいイメージで素敵なので、ぜひ一緒に楽しんでください。