M・ゲアリックの文、L・ワイスガードの絵による1961年の作品です。
いろいろな動物が出てきて、雨が降った時の行先を教えてくれます。
そして、決まって最後のフレーズは、
「でも、あめがふるとき、
ちょうちょうは、
どこへ いくのかしら」
で読者に疑問を投げかけてきます。
詩のような心地よい文章は、心に響き読み聞かせに相応しいもの。
淡い色彩の絵も、雨の表情を上手に表現していて黄色のアクセントも素適だと思います。
子供の自然への関心を喚起してくれるそんな絵本で、4歳くらいからオススメです。
それにしても、ちょうちょうが雨宿りするシーンを見てみたいものだと思いました。