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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

体験取材! 世界の国ぐに(10) ミクロネシア連邦」 みんなの声

体験取材! 世界の国ぐに(10) ミクロネシア連邦 文・写真:岡崎 務
監修:在日ミクロネシア連邦大使館
出版社:ポプラ社
税込価格:\3,080
ISBN:9784591090602
評価スコア 4
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みんなの声 総数 1
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  • 「南の島」の現実は

    太平洋のミクロネシア地域にあるヤップ島、チューク諸島、ポンペイ島、コスラエ島を中心とする4つの州が一緒になった連邦国。そのほかに600以上の島があり、それぞれ文化も言語も違い、人々の暮らしも様々。どの島も「南の島」のイメージにあるように、熱帯で一年中温かく、さんご礁やマングローブ、椰子などが生い茂る。
    その地域の衣食住、学校、歴史、経済などの概要を、わかり易くまとめ、写真で紹介する絵本。

    3500年くらい前に人がカヌーでやってきて住み付き、その後16世紀にスペインの植民地支配を受け、その後はドイツ、日本、アメリカに支配された後、独立。地元の文化と、支配国の食事や習慣などがいろいろに入り混じった独自の生活が見られる。
    印象に残ったのは、日本の統治時代に普及した「運動会」「弁当」など。よーい、ドンで走り出すとか、日本語の教育がいまだにされているとか…
    また、近代化のために、いろんな食品や生活雑貨などが輸入されているが、ごみの処理ができないため、環境を破壊しているとか、心が痛くなる問題もしっかり取材されている。

    南の島、は楽園というイメージを勝手に持っていたが、意外と現実は厳しい。いろんな地域に実際に行くのは難しいので、こういう本であれこれ知ることができて有難い。
    出版は2006年のため、現在(2020年)はどういう風に変わっているのだろうか?気になる。

    投稿日:2020/08/10

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