「文房具のやすみじかん」 ママの声

本物そっくり、写真のようだけど、とてもあたたかみのある絵と、一人のこどもに使われている文房具たちのストーリー。
文房具の働き、仕組みなど、細かい説明が絵本の中に自然に溶け込んでいて、とてもわかりやすく、それでもって、絵本のあたたかみも兼ね備えていて、素晴らしい絵本だなぁと感じました。
次男が図書館で見つけてきた絵本。
一緒に読むも、一人で読むも、読み語りも、全ての読み方で楽しめる絵本だと思いました。

鉛筆や色鉛筆が描いたり、消しゴムが消したりする「行為」がどのように行われているのかということを教えてくれる、興味深いお話でした。子どもと一緒に「そういう仕組みだったんだ！」と感心しながら読ませていただきました。おもしろかったです。

文房具たちが書いたり、消したり、できる原理について話し？自慢？をすることで、へぇーと思うことがたくさんありました。砂消しゴムなんて私も使ったことがないし、鉛筆は消しゴムでけせるのに、色鉛筆はなんで消せないのか…。知らないことがたくさんで勉強になりました。

えんぴつって、どうしてかけるの？消しゴムって、どうして消せるの？色えんぴつ、ボールペン、修正液…。子どもたちにとって身近な文房具をどのように使うか、「書く」や「消す」など、それぞれの用途に触れられます。新学期にオススメの１冊です。

文具コンサルタントの作者による、物語仕立て文房具の科学絵本です。
まもるくんの留守中、文房具たちが遊ぶ様子を描いてあるのですが、
その中で、消しゴムが鉛筆の線を消す仕組みなどが語られるのですね。
そう、意外にこの仕組みは大人も知らないもの。
なるほど、なるほど。
消しゴムの意外な使い方もびっくりです。
絵はとてもリアルで、その質感が見事です。
それだけにキャラクターたちがとても生き生きして見えます。
小学生くらいから、文房具を再発見してほしいです。

普段何気なく使っている文房具について、
とてもよく分かる大人でも為になる絵本です。
鉛筆は何で出来ているのか、消しゴムでなぜ文字が消えるのか、色鉛筆はなぜ消せないのか、
暗記等に使うシートでマーカーでなぞった文字が消えるのはどうして？等。
娘にはまだ、補色の関係の話等は難しかったようですが、日頃自分が使っている文房具については興味津々でした。

絵本？図鑑？説明書？
ちょっと詰め込みすぎでは？
と思えるぐらい、
いろいろな情報が入っています。

でも、鉛筆や色鉛筆、ボールペンの違いを
こんなふうに書かれていると
とてもわかりやすかったです。

特に色鉛筆がなぜ消しゴムで消せないのか
昔から気になっていたのに
原理を理解していなかったので
今回こんな形で初めて理解しました。

まもるくんが遊びに行っている間に文房具達が、あれこれ
行動したりおしゃべりしたりします。
「消す」ということについて、いろんな文房具がみせてくれる
のですが、ちょっとお勉強めいていて、大人っぽい絵本だったな
と思いました。娘は、砂消しくんが気になったようです。
持ってないからね。きっと砂消しで消してみたくなっちゃったの
だろうな。

８歳長女に読みました。持ち主の男の子まもるくんが出かけた後の、学習机の文房具たちの会話がとっても面白いです。絵もとっても可愛いです。この絵本を読んだ後は、文房具たちを見る目が変わってしまいます（笑）とっても感謝するようになるはず。

お話もとっても面白いんですが、どうして紙に字が書けるか、えんぴつは消しゴムで消せるけどなぜ色鉛筆は消せないかなど、絵でわかりやすく描かれていて、とても勉強になりますよー。

本当に楽しい絵本です。
まもるくんがしゅくだいを　終えて部屋から出ていくと
机の上の文房具たちの楽しい時間が始まります。
一見、トイストーリーみたいなのですが
面白いのは文房具ついての詳しい説明。
鉛筆を消しゴムで消すということは
どういう作業なのかとか砂けしとか、今流行りの
フリクションとかとか・・・・
「けす」ことにとても詳しくなってしまいます。
そして文房具への愛着と興味がわいてしまう一冊です。