「おばあちゃんはだれににているの？」 みんなの声

男の子が、おじいちゃんに「おばあちゃんは、だれににているの？○○かな？？」と尋ねます。
でも、その○○が全部どうぶつなのです。

気の毒なのはおばあちゃん。
次々と、じぶんの体にどうぶつの頭という合体写真が登場します！

どうみても滑稽でしょ？
いやいや、これが意外といけるのです。
種は違っても、共通する部分が多いからでしょうか？
それに、とってもアート！

こんな人、いるいる！
楽しい作品でした。

絵をかくことが大好きな男の子アリに、接する祖父母がとても素敵だと思いました。とくに、おばあちゃんが、動物の絵をかくのが好きなアリに、動物の鳴き真似をして接しているので、感心しました。アリの絵は、色彩も綺麗だし、愛情がいっぱい感じられるあたたかい絵でした。家族から愛されて育ったんだと思いました。

表紙を見て、何だか見てみたいと思って借りてきました。よく見るとショッキングな表紙なんですが（笑）

６歳次女に読みました。おばあちゃんが誰に似ているかおじいちゃんに聞いていくお話です。誰かっていうのが、動物なんですが。

次女は「うちのおばあちゃんは誰に似ているかなー」と言って考えていました。

これを読んで写真に落書きするような子になってほしくはないなーと思ったので、☆４つにしました。なかなか斬新な絵本ですが、中身はあったかいですよー。

おばあちゃんの写真にいろんな動物を重ねてオモチャにしているようで、ショッキングな絵本です。
でも、最後に一番似ている孫の顔が現れて、とても心暖かくなりました。
人間、何かに似ているようで、やっぱり人間なのです。
家族はやっぱり家族なのです。
読み聞かせに使って、子どもたちの反応を見てみたくなりました。