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まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ひとりひとりの人」 みんなの声

ひとりひとりの人 写真:大西 暢夫
税込価格:\1,980
発行日:2004年06月
ISBN:9784902099744
評価スコア 4
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みんなの声 総数 2
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  • 結構楽しそうな精神科病棟

    2004年刊行。雑誌の仕事で精神科病棟で生活する人を撮影。ひとりひとりと言葉を交わし、写真を撮影する中で、筆者はいろいろなことを考える。患者、その家族、病院のスタッフなどの協力と理解を得て出版された写真集。

    身近にかなり暴力的な精神病患者があったので、精神科の病棟には、行ったこともないのに恐ろしい場所という思い込みがあった。
    だからこの本を開くのも勇気が要ったが、案外、普通に楽しそうに暮らしていた。変なこだわりが強かったり、一見病気の人とは思えないような雰囲気だったり、なかなか平和に皆さんは暮らしていた。

    撮影した筆者も、偏見や先入観がどんどんなくなっていき、一人一人の人に興味を持ち、撮影後もよい関係ができたという。
    あまり入ることがない施設だし、積極的にかかわる場所ではないという認識だったけど、そこにいる人は、普通に暮らしていた。
    ただ、その人の背景にはいろいろなことがあったのだろう。
    少しだけ、人を見る目が優しくなったと思う。

    いろんな人生があったのだ。

    投稿日:2022/01/26

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  • 精神科病棟に隔離された人びとの写真絵本です。
    健常に見えるだけに、どうして閉じこめられているのか、姿をさらけ出すことに抵抗はないのか、著者の売らんかなの気持ちがありはしないのか、疑問を隠せません。
    でも、出版社と後書きを見て納得できました。
    きっと彼らは、自分の存在を認めてほしいのです。
    多くの障害者たちと接する機会をもって、自分自身も同じ人間として接することが出来るようになりました。
    でも、回りの人との壁を感じ続けています。
    彼らが自分を解放できるまでの時間には、大きな努力がいることも痛感しています。
    賛否はあるかもしれませんが、まずは見てほしい写真絵本です。

    投稿日:2017/04/15

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