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3件見つかりました
『マッチ売りの少女』は、小さいころから誰も知っている物語です。 黒井健さんも私の好きな作家の一人です。 でも、いわさきちひろさんの『マッチうりの少女』の強烈な印象が残っていると、ちょっと色あせた感じがしてしまったのは、申し訳ありません。 新美南吉の『てぶくろをかいに』は、誰が描こうが黒井さんの絵を上回る作品はないと思ってしまうほど、好きなお話しに刷り込まれた絵があるのです。 ただ、いわさきさんの絵が清楚で崇高なカトリックのような作品だったのに対して、黒井さんの絵が多少メルヘンの味があるといえば、この違いについて説明できるでしょうか。 いわさきさんも黒井さんも、幻想的でソフトフォーカスを絵に取り込んでいるのですが、対照的です。 やっぱり両方読むしかないですかね。
投稿日:2013/01/18
アンデルセンの名作。 角野栄子さんのしっかりとした文章と、黒井健さんの温かい絵がいいです。 大晦日の寒い夜、マッチ売りの女の子は売れ残りのマッチを抱えて途方にくれます。 あまりの寒さに、マッチで暖を取るうちに次々に現れる不思議な光景。 そして、悲しいラスト。 今の子どもたちにはピンと来ないかもしれません。 でも、現実に、同じような光景の子どもたちも存在するのが現実。 やはり、知っておきたいおはなしだと思います。
投稿日:2009/12/12
かわいそうな女の子の話に、黒井さんの絵はぴったりだと思います。 でも、ちょっと和風に感じます。 寒さや女の子の心細さが伝わってきます。 ツリーとろうそくのシーンがとても素敵です。 子どもたちは、このお話をどう感じるのでしょう。 今の暮らしに感謝してくれるでしょうか。 寒い時期に、ぜひ読んでもらいたいです。
投稿日:2007/01/13
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