この本は100歳まで読みたい本として紹介されていました。
私の祖母もアルツハイマーで、記憶を忘れていき、
特に母や祖父は対応に困っていました。
だから、最後の方でアヒルが物忘れになっていくところとか、
リアルに感じられました。
でもこの本で、その物忘れが大変、介護は大変が
全面的に出てこないのは、
子どもでもわかりやすく、
アヒルとワニという
食べる食べられるの関係があり、
見ただけで親子と思えないのに、
愛情でつながりあっているのがわかるからかもしれませんね。
たとえ、血はつながっていなくても、
種も違っても、こんなに思いやれるんだから、
まして親子なら、介護も・・・
は短絡的でしょうね。
親子だから余計腹が立つときもあるし。
いろいろ書いてしまいましたが、
絵本は内容も絵も素敵で、
あたたかい気持ちになりました。