やさしいライオン」 みんなの声

やさしいライオン 作・絵:やなせ たかし
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:2022年10月21日
ISBN:9784577050958
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 76
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76件見つかりました

  • かなしいお話

    • すっくるさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子3歳

    やさしいライオン・・・題名に惹かれて手に取った。
    やなせさんなんだ。アンパンマンの印象が強いからちょっと興味津々。
    娘に一緒に読もう!っと誘って読み聞かせしたけれど。。。。
    とっても濃い内容。アンパンマンとは全く空気感の違う
    ストーリー展開に、ママの方が戸惑ってしまったわ。

    やさしい犬に育てられたライオン。
    最後には打たれて死んじゃうなんて。

    横で聞いていた娘の目に涙が浮かんで
    目をいっぱいこすってた。
    意味わかったのかな?
    なんだかその娘の姿に、こっちまで涙が出てしまった。

    それから本屋で見ると何度か読んでといわれる。
    子供だから明るいお話が好きってわけでもないんだなと感じたり。
    毎回涙を拭きながら聞いている娘。

    いまだに購入して与えるべきか悩む一冊です。

    投稿日:2015/04/28

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  • そだての親が伝えたもの

    犬に育てられたライオンは、やさしさを教わりました。
    やなせたかしさんの生き方を象徴するような物語です。
    離れ離れになって、サーカスで活躍するようになったライオンは、死に際の犬のブルブルの事を感じて、サーカス小屋を飛び出します。
    理解できない人間たちの追手と、銃。
    なんだか、やなせさんのラストシーンはやるせないほど余韻があるのです。

    投稿日:2014/07/21

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  • 強い絆を感じる絵本

    「あんぱんまん」を描いたやなせさんの絵本です。
    表紙のライオンの赤ちゃんの絵がかわいくて、ついつい手がのびてしまいました。
    みなしごのブルブルが犬のムクムクに育てられる絵本なのですが、どんどんとやさしく成長するブルブルを見ていると、いつのまにか涙がポロリ。
    親子の絆を描いた、素晴らしい絵本だと思います。

    投稿日:2014/07/15

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  • ちんちんおっぱい

    やなせさんの絵本ということで
    アンパンマン以外でどんな話しを書いていたのか
    気になって借りてきました。

    最後の展開に衝撃でした。
    ライフル辞めて〜!と叫んでしまいました。

    どこか遠くにいても親子として育った二人の絆は
    深いところで結ばれていたんですね。
    離れているからこそ相手を思いやれるのでしょうか。

    息子は
    ちんちんおっぱい!
    と連呼しておりますが。。。

    ブルブルが大きく立派に成長していく姿が
    凛々しくて息子と重ねてしまいました。

    投稿日:2014/05/27

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  • 親子愛

    • ぽめらにーさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子3歳

    先日、英語版のこの本を読みました。
    細かい点が英語ではわからず、絵をたよりに内容を一生懸命
    推測しながら聞き入っていました。
    そして、とても興味をもったようだったので、
    今回、その種明かし的な意味を含め、この日本語版を読んでみました。
    内容は英語版で推測したのと大差はなかったようですが、
    やはり細部まで理解できて、感動再び!といった感じでした。
    親子愛、感動的な再会、悲しい別れ、そして・・・
    よくあるパターンのようですが、やなせさんの絵に心惹かれるのでしょうか。

    投稿日:2011/05/21

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  • やなせたかしさん

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    アンパンマンを生んだ方ですからね・・・そのお話の内容から、主人公のキャラクターから「正統派」の筋がビシッと入っているわかりやすい物語です

    本当に心のきれいな方なんでしょうね
    きっとムクムクはやなせさんのお母様がイメージされていたのではないかと感じならら読みました

    子供もきっとこの優しい心と、今も生き続けるブルブルとムクムクに希望を見出せると思います

    投稿日:2011/05/16

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  • 愛は永遠に…

    みなしごライオンの子供のブルブル、ムクムクというお母さん犬に育てられます。
    大きくなったブルブルは都会に連れて行かれ、サーカスの人気者になりますが、ブルブルがいつも思い出すのは、お母さんの子守唄。そんな時、お母さんの子守唄が…。
    おりを飛び出してブルブルが見つけたのは、年老いて今にも死にそうになっているムクムク…。ムクムクもまた、ブルブルを忘れられず、死ぬ前に会いたいと思ったのでしょうか?

    再会した二人に待っていたものは、あってはならない悲しい出来事。

    でも、ラストページでの二人の姿には、一緒にいられる事の喜び、永遠の愛を感じます。

    人間のエゴ、親子の愛情など、色々考えさせられる一冊です。

    投稿日:2010/10/22

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  • 悲しみに触れて、また成長したかな

    • ヨコリーさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    私が保育園の時に読んだのを記憶しています。

    まだ死の意味を理解していない娘ですが、警官隊が銃でブルブルを打ったシーンを読んでいたら、「打ってはいけないのに、ブルブルは優しいライオンなのに…」と私に続いて繰り返しました。悲しい気持ちはわかるんだなぁと娘の成長を感じました。

    こどもには印象深い本だと思います。

    投稿日:2010/05/23

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  • 涙だけれど、ハッピーエンドかな。

    幸せに暮らしていたライオン(ブルブル)と母代わりの犬(ムクムク)の親子。
    でもライオンが大きくなり、別々に暮らすようになりました。
    ライオンはサーカスの人気者に。しかし、毎晩ライオンは母を思っていました。

    ある晩ライオンは母の懐かしいこもりうたを聞き、サーカスを逃げ出します。やっと母に会えるものの、銃で撃たれてしまいます。


    -ブルブルは母をしっかりと むねにだいてたおれていました。
    -雪山に足跡がふっつりとみえなくなっていました。

    はっきりと、ブルブル達がどうなったとは書いてありません。
    息子には「なぜ?どこにいったの?」と今は疑問でいっぱいのようです。

    天国で幸せに二人で暮らしているんだよ、と私は願います。

    サーカスで有名になるよりも、やっぱり大好きなお母さんと一緒に平凡に暮らしているほうが幸せなんだ、と一人の母親として励まされます。
    いつか自分の息子も大きくなって家を出て離れ離れで暮らす日が来るのですから。

    投稿日:2009/04/14

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  • それでもしあわせ・・・

    アンパンマンのやなせたかしさんが、こんな絵本を書かれているのを知りませんでした。
    娘は、表紙のあざやかなピンク色が気に入ったのか
    「これを読んで」と持ってきました。

    柔らかな表紙の印象とはうらはらな、とてもとても深いお話でした。
    最後は亡くなってしまうというラストが
    はっきりと「死んでしまいました」という文言で表現されいないため、
    娘は「どうなったの?ライオンは?」という質問を何度もしてきました。
    この深い表現を理解するには、もう少しかかるのでしょうか。
    ただ、幸せそうに空を翔るライオンを見て
    ハッピーエンドだと思ったようでした。
    考え方によったら、そうなのかもしれませんね・・・。

    投稿日:2009/03/22

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