鴨長明の 方丈記が このような絵本になったのですね
絵は 斉藤 孝さん
声をだして 読むと なんだか 朗々として
河の流れの中に この世のものというのは 二度と同じ姿をとどめない 全部移りゆくものだ・・・・
お坊さんと 茶色い毛をした犬 河 川が 絵の中に描かれていています 昔の人々の描き方が うまいです
ある日 この犬が死んでしまうのです
しかし また 白い毛の犬が お坊さんのもとの現れ
一緒に 暮らすのですね
のどかな中に 人々の 暮らしぶりが うまく表現されていて
方丈記を声に出して読めるのが良いですね
人間の生きる 死んでいくことを 鴨長明は 見事にうたっています・・・・
斉藤 孝さんの絵が うまくマッチしていて 子どもたちにも分かるように 描かれているのが すごいな〜と思いました