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ムーミン谷の彗星なかなかよいと思う みんなの声

ムーミン谷の彗星 作・絵:トーベ・ヤンソン
訳:下村隆一
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1999年
ISBN:9784061882218
評価スコア 4
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みんなの声 総数 2
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  • ムーミンママに乾杯!

    • 地球っこさん
    • 40代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 女の子17歳、女の子15歳

    ムーミントロールが小さいスニフと彗星のことを調べるために遠い天文台へ旅にでる。途中で、スナフキンや、スノークのおじょうさんたちと出会い、怖い思いをしながらも、無事にムーミン谷まで帰ってきた。ちゃんと宇宙と彗星のことを理解してね。

    ムーミンの世界って訪れるたびに心に響く言葉や、キャラクターが変わってしまう。だから、何度も読み返したくなる貴重な物語だ。

    このお話では、ムーミンの成長や、スナフキンの名言など大好きな場面は多々あるのだけれど、今回わたしはムーミンママに乾杯!

    いつ地球がこわれるかわからないときに、ムーミンママは、ムーミントロールを旅にだしちゃうの。それが、ちょっといってらっしゃいよと、近所にお使いを頼む感じなんだ。当然、ムーミントロールは、こんなときにイヤだよと断っちゃう。だけど、ママは天文台で宇宙や彗星のことがちゃんとわかったら、みんなが助かるし、ママも安心するわと言ってね。
    こんなふうに言われたら、男の子ならきっと勇気をだしちゃうよね。だいすきなママが不安じゃなくなるならなら、ぼくはがんばる!って。

    ママは、おなかのくすりやウールのズボンなどなど持ちきれないほどの旅の準備をしてくれる。かわいい子には旅をさせよとの諺もあるよね。本当は、ママもこんなときに大好きなこどもと離れたくないのだろうけれど、地球が滅びることしか考えられなくなっているムーミンたちを、どんと背中を押すように旅へだしちゃう。
    おいしいグラタンをつくって待っているよ、日曜日には、おうちに帰ってくるのよってね。その言葉のとおり、ママは彗星がどんどん近づこうが、地球が滅亡すると世界中がパニックになっていようが、いつものようにおうちしごとを続けるの。くちぶえをふきながらね。ムーミンたちを出迎えるために、しょうがビスケットをやき、デコレーションケーキをしあげながら。ちゃんとおうちで、ムーミンたちを待っている。

    ムーミンママが、子どもたちの帰るおうちなんだよね。
    ママの笑顔は太陽だ。
    わたしもママというおんなじ立場として、子どもがどんなに困難なことや、災難に見舞われようとも1日のおわりに、おうちにかえろうと言ってくれたら。それが一番どんなにうれしくてほっとすることでしょう。

    投稿日:2015/09/21

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