16歳になったキキに今度は、ケケという12歳の女の子が接近。猫もいないけど、ほうきで空も飛ばないけど、どうもいろんな魔法の使える魔女みたい。小さいはずの女の子に自分のテリトリーを侵害されてぴりぴりするキキ。焦りが消えたときにはケケも街から退去します。
明るいキキにも嫉妬やテリトリー意識があるのがリアルでいいです。実際、自分だけが特別って思ってたのに同じような子が、しかも自分より若い子が活躍したら、面白くないというより自分の必要性がなくなるようで不安になったりする気持ち、きっと大人のみなさんにも分かると思います。しかも、仕事だけでなく家族もしくは仲間と言えるのジジまでスカウトし、ボーイフレンドのとんぼさんにもちょっかいかけて、、、、。
克服していく姿も、たまにケケに毒されて(というかいい変化の気がするけど)魔女を休憩してデートにいく姿も、なかなか良かったです。
でもやっぱりケケのママって、魔女だったのかもね。想像するのも楽しいです。もし魔女のママが早死にしてたらキキだって空を飛べなかったかもしれないですよね。