邦訳は、「ゆうたくんちのいばりいぬ」でご存知の方も多い、きたやまようこさんです。
作者の「アンドレ・ダーハン」氏の作品を初めて読みました。幻想的で、素敵な絵本でした。
この絵本での「きみ」というのは、主人公の「ぼく」が見ている宇宙で瞬いているどこかの星の1つでしょうか?
「ぼく」と「きみ」の出会い。
そんなこと有りはしないのだろうけれど、あって欲しい気持ちがとても出ていて、素敵な夢を見せてもらった気がします。
また、文章がいいんだなぁ〜。
「この はてしない うちゅうの どこかに きみは いる はず。」
「ちゃんと たしかめたくって、ちゃんと みつけたっくって、よぞらに むかって ぼくは はしった。」
あぁ、この気持ち、分かるなぁ。
星を眺めるのが好きな方は、特にお薦めです。
別の作品もぜひ読んでみたくなりました。