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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

やっぱりおおかみ」 せんせいの声

やっぱりおおかみ 作・絵:ささき まき
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年04月
ISBN:9784834005202
評価スコア 4.09
評価ランキング 26,443
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    • 蒼良さん
    • 20代
    • せんせい
    • 兵庫県

    佐々木マキさんの絵本といえば
    「ぶたのたね」が真っ先に浮かんだので
    これもきっと、そういう内容なのかな、と思って読んでみたのですが
    予想を裏切る内容で、ちょっとビックリ。

    正直、子ども向けではないんだろうな、と思いました。
    子どもにはちと難しいだろうと思うので
    読み聞かせにはあまり向いていないかな、と思うのです。

    でも、内容としては悪くないと思います。
    大人向け・・・なのかな。

    低年齢の子どもではなくて
    思春期くらいの子が読むといいのかなぁって思いました。

    おおかみの「け」というセリフと
    ラストのシーンがとても印象的でした。

    投稿日:2011/03/13

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  • 自分は「自分」のままで・・・

    佐々木 マキさんの絵本ということでかって読んでみたのですが、今まで読んだことがないタイプの絵本だな・・・と感じました・・・。

    この絵本では私たち「人間社会」でも同じことが言えるのではないかな・・・?と思います。
    おおかみは仲間がほしくて探しまわるけど、どこを捜してもそこには自分の居場所がなくて、最後には「おおかみとして生きるしかないよ」とふっきれているのですが・・・。

    私たちでも、「自分」は今の「自分」のままでいるしかないという思う時がありますよね・・・。
    子どもにはちょっと難しいテーマかもしれないけど、子どもなりに受け止めて考えられるのではないのかな・・・!と思います。

    是非、子どもにも大人にも読んでもらいたい一冊です!!!

    投稿日:2007/06/10

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  • おおかみはひとりぼっちです。仲間はいません。おおかみはさびしいのです。そこで色々な町に行きます。
    そして豚の所でもウサギの所でも、親しそうに近寄ろうとするのですが、あっという間に町中の豚やウサギたちに逃げられてしまう。

    おおかみ「だから」ひとりぼっちなのです。
    だから せいいっぱい つよがってみせる
    「け」ってね。
    このおおかみは怖いどころか優しいのかも知れません。
    だって豚やウサギが逃げたからって食べたりしないのですもの。

    ガロ出身の佐々木マキさんの初期の作品です。
    マンガで鍛えた腕が冴えるこの絵本、おおかみくんに表情がついているわけではないのに、何故か表情を感じてしまいます。読むたびに
    おおかみはあのひとなのかも?
    それとも私?って思ってしまいます。

    投稿日:2006/10/18

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