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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ヤクーバとライオン(1)勇気」 みんなの声

ヤクーバとライオン(1)勇気 作・絵:ティエリー・デデュー
訳:柳田邦男
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年03月
ISBN:9784062830126
評価スコア 4.78
評価ランキング 540
みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • なんて深い絵本・・・

    友だちに薦められて読んだ絵本です。
    娘にというよりは、自分に。
    少年とライオンの、鬼気迫る駆け引きが描かれていて、
    読んだあと、深く考えさせられる絵本でした。
    本当の勇気はなんなのかを。
    絵がかなり怖い感じなので、それもあって、深く心に残った
    絵本でした。
    高学年の読み聞かせや、道徳などにいいのではと思いました。

    投稿日:2015/07/06

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  • @発見

    このお話を私は逆に読んでしまったのですが(Aを先に読みました)、やっとお話の内容がクリアになりました。今回のお話ではヤクーバが大人になる儀式でライオンと戦うことになったのですが、なぜか傷ついたライオンの言葉が分かってライオンと心を通わせ、ライオンを助けました、自分の子とは構わないで!その思いやりに感動させられました。

    投稿日:2014/06/08

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  • 真の勇気とはなにか

    • ゆきぽんずさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    初めてこの絵本を手にしたとき
    スケールの大きさに驚き、深く感動しました。
    絵の描写もモノトーンだからこその力強さと奥の深さを感じます。

    真の勇気とは何か?
    直球で問いかけてきます。

    読めば読むほど、絵を見れば見るほど、
    大人であるわたしたちも考えさせられます。

    この本をぜひ子どもたちに伝えたいと思い、
    小学校高学年の朝の読書タイムで紹介しています。

    投稿日:2011/12/06

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  • 迫力の絵

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    高校生の息子は絵を見るなり、驚きの表情・・・
    アフリカのお話と知ると、納得の様子
    顔を絵具で塗った様子も、突然現れる牙をむいたライオンもものすごい迫力です

    その迫力のままライオンとの対話・・・・

    その結果を巡っては、賛否両論あると思いますが、「気高い心を持った人間」に私も軍配です

    選択には勇気が必要です
    牛の世話にもなんと尊い使命があることか・・・・
    ヤクーバによって証明されました

    投稿日:2011/05/17

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  • 心に響きます

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    勇気とは何かを考えさせられる絵本です。
    アフリカの奥地の村の一少年と、対面する傷ついたライオン。黒一色で描かれている分、場面に奥行きや幅を感じ、登場するものの気持ちの動きを感じとれる気がしました。
    みんなから賞賛を受けることが、勇気あるものと認められた証だと、考えがちですが、この絵本を読むと、そうではないことをあらためて知ります。自分が不利な状況となっても、相手のことを思い、優しさを示すことこそ、真の勇気というものだ。。。と、この本は強く訴えているのではないでしょうか。
    勇気ということばを今一度考え直す機会を、この絵本は与えてくれます。おすすめです。

    投稿日:2011/01/26

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  • 選択する勇気

    • ひかりひまわにさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳

    二色のみの力強い絵、そしてその絵に負けない思いがこもった語り。

    戦士となるには、儀式があった。
    たったひとりでライオンをたおす、それも勇気。
    でもヤクーバの出会ったのは傷ついたライオン。
    ヤクーバは違う勇気を選んだ。
    人生を戦士としてではなく、弱き者とレッテルをはられ生きることを。
    ライオンはこの勇気に感謝をあらわすが、それはだれにも理解してもらえない。

    本当にこれでよかったのか・・・
    次の「信頼」を読んでみて下さい。

    投稿日:2010/09/29

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  • 本当の勇気とは何か

    • がんじきさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子5歳

    アフリカの奥地に住む少年が、ある年齢に達し、戦士と認められるために、槍を持ってたった一人でライオンをしとめに行く、というお話です。
    少年はようやくライオンと出会いますが、そのライオンはひどく傷ついていました。
    殺すのは簡単ですが、ライオンの目が少年に語りかけてきます。
    少年には2つの選択肢がある。
    一つ目は殺すこと、二つ目は、気高い人間として殺さないこと・・・
    二つ目を選べば、村の人たちからは軽蔑され、仲間はずれにされるだろう・・・。
    少年は勇気を持って、片方を選択します。
    本当の勇気とは何かを考えさせられる、深みのある絵本です。
    本を読んだ後、私も子どもも少し沈黙して考え込みました。
    ちなみに、文章は簡単なので5歳の息子でも理解できますが、本当の勇気とは?という問いかけにはあまり反応しませんでした。7歳の娘には心に残ったようでした。

    投稿日:2010/08/22

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  • 殺さないこと

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    深いメッセージが込められた作品です。
    地味な絵ですので、なかなか手にとられないかもしれませんが、
    原始的なエネルギーを感じました。
    アフリカの少年ヤクーバが、戦士になる儀式に臨みます。
    たった一人で、ライオンを倒すという課題を前に、
    ヤクーバは瀕死のライオンと対峙します。
    そこで、そのライオンから二つの道を提示されます。
    殺して戦士の称号を手に入れるか、殺さずに軽蔑されるか。
    ライオンの言葉が力強いです。
    この問い掛けがもつ意味を考えさせられます。
    白黒だけの絵ですが、そのアングルに迫力があり、
    緊迫感が伝わってきます。
    表題にある「勇気」というものを考えさせられた気がしました。
    柳田邦男さんによるあとがきもぜひ読んでほしいです。

    投稿日:2010/04/10

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  • 命の大切さ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    アフリカの村に住む少年ヤクーバと、傷ついたライオンのお話です。
    本当の勇気とは何かを問いかける、大変考えさせられる内容です。

    とても迫力のある絵で、ライオンとのやりとりに緊張感が高まります。
    傷ついたライオンを倒して戦士として認めてもらうか、
    倒さず命を助け村の仲間はずれにされるか。
    ヤクーバは一晩考え、決断をします。

    仲間はずれにされても決して言い訳もせず、黙々と牛の世話をするヤクーバに尊さを感じます。
    本当に大切なものはちっぽけな名誉よりも、ひとつひとつの命。
    誰もがそれに気付いたとき、この世はもっと平和になるのではないか。
    そんなことを思いました。

    投稿日:2009/04/18

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  • 深いです。

    表紙の力強い絵に魅せられて借りてみたら、内容の深さに驚きました。

    6年生の読み聞かせで読んでみたら、真剣に聞き入ってくれ、ヤクーバの勇気ある行動がスゴイと感想を言ってくれました。

    個人的には、U信頼の方が更に感動があり、大人の方にも是非読んでもらいたい作品です。

    投稿日:2009/02/20

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