ページを開いて、最初にどきっ!
ウツボが隠れている岩陰から「子どもの手が見える〜」これはいったい何!?
そして、この話は何?ウツボが人間の子でも育てるんだろうか?なんて、変なことを考えていたら、子どもの手に見えた「それ」はどうやら物語の本筋とは全く関係ないイソギンチャク(?)だったのです。
とんでもない勘違いでした。
それに気づいたのも、最初の2ページと終わりの2ページの絵が、どうもわざと同じようなカットで描かれていたからです。
(逆に言うと、1回読み終わるまで、岩場の手の謎」は解けませんでした。なんという鈍感!)
それから最後から2ページ前のシーンで、
やっぱりウツボが隠れている岩場(さっき書いていたイソギンチャクがいるトコ)の下!
ここにもう一つ変なのがいるでしょう?
私はこれも最初「海水パンツの落し物?」って、思いました。
主人公のウツボ父さん、いい味出てますね〜。だんだん父性愛が芽生えていくのがよく伝わってきて、素敵でした。
作者のもののとらえ方が素敵だったので、今度は他のお話も探してみようと思っています。