前に『かってなカラスおおてがら』を読んだことがあり、英国流の皮肉な感じも盛り込まれていておもしろいなあと思っていました。
小学3、4年以上と書かれていたこともあり、息子によさそうだと思い読み聞かせしました。
確かに、毎日退屈なことは好ましくないかもしれませんが、ここまで奇想天外なことは起きてほしくないかもしれないと思いました。
日々の生活の中でユニコーンがでてきたり、隣で魔女が幼稚園を開いたりしたらどうでしょうね。
最初に願ったアーミテージの奥さんだけでなく、その子どもたちも被害にあってしまうところが気の毒であり、子どもたちもそんな中で結構楽しくやっている風なのが、たくまししくも感じました。
どのお話も印象に残っていますが、「アーミテージ、アーミテージ、お家へ飛んでいけ」がおもしろかったです。
両親がテントウムシに変えられてしまうのに、子どもたちが両親のいない生活をちょっとだけ楽しんでいたり、翌日からはテントウムシに変えられてもうるさい両親に従わなくてはいけないところと、オチもクスッと笑えました。
続きがあるようなので、この続きもぜひ読んでみたいと思っているところです。