「ポッチのかんがえてること」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

”MOE”に紹介されていたので購入してみました。いろんなところにクスリと笑える仕掛けがあって（大人の方も楽しめると思います）、ストーリーもとても素敵です。「ヒロシマのおじいちゃんくらいおじいちゃん」で「オオサカのおばあちゃんくらい、としをとってる」、一匹のわんちゃんと男の子の交流が、わんちゃんの見ている世界を介して深まっていくのが感じられます。そのたびに繰り返される「いま、ポッチはなにかんがえてるのかな？」というフレーズに、ムスメもわんちゃんになったつもりで考えています。それと表紙カバーの裏にも、「ポッチのさんぽのちず」が描かれていて、彼女は大喜び。このような絵本に出会ったのは初めてです！

飼い犬のぽっちの目線に
切り替わると赤いページになります。
その視点の面白さが
実に新鮮で引き込まれます。
ぽっちからみるとこんな風に人間たちが見えているんだなとか
階段って結構高くって山みたいだな・・とか
視点をかえることで
みえてくることが多いことに気づかされます。
視点をかえるという作業は
気づかずとも結構していることが多いように感じます。
相手の気持ちになってみるときの
その切り替えを視覚的に表してくれていることが本当にあたらしいです

ワンちゃんの目線で描かれているのが新鮮でした。
ワンちゃんっていつも飼い主を見上げて、肩がこるんだろうな〜っておもちゃいました。
さて、主人公のぼくよりこの家に先にやって来たポッチ。
主人公より先に老いていきます。
生き物を飼うという事は、楽しい場面ばかりではなく、��老や死″について、子どもだけではなく大人も教えてもらうのですね。
ポッチは、この家に飼われてきっと幸せだったと思います。
主人公たち家族も、たくさんポッチからもらったものがあったことでしょう。
ペット好きな方やこれから飼いたいと考えているご家庭にお薦めします。

４歳幼稚園年少さんの娘が犬の絵本が読みたいと言うので，こちらの絵本を読まさせていただきました。
我が家はペットを飼っていないので，娘はこの絵本を通して犬のいる生活を興味深く見入り少し知ることができたのではないかと思います。
犬の目線でのイラストもあったりと絵も味わいがありました。
犬のポッチのことを想う主人公「ぼく」の姿がよかったです。
そして，おじいちゃんとオオサカのおばさんに手紙を書いてみようという結末，優しさを感じました。

さんすうの時間に、黒板に答えを書かなくてはいけない僕をみて、７歳の孫も苦手で困っているだろうなあと思って読みました。でも家に帰るとポッチに癒されていていい関係だなあって思いました。１２歳になるポッチは、もう老犬だから階段はしんどいだろうと思いました。ぽっちは、家族に愛されていてしあわせな犬だなあっておもいました。

ポッチのつぶらな瞳が愛らしく、
ページをめくるたびに癒されます。

人間の年齢で考えるとお年寄り・・・
と考えるとなんだか少し寂しいのですが、
最後のページに書いてある言葉で
パッと明るい気持ちになります！

「なにを考えてるのかな？」
もちろんポッチは返事をしませんが、
ポッチの見ている夢が、その答えなんですよね。

幸せ者のポッチ。
続編があれば、ぜひ読んでみたいです！

6歳、5歳の息子のお気に入りの1冊です。
愛犬ポッチは12歳。ポッチが何を考えているのか考える7歳のぼく。言葉はわからないけど、気持ちを考えることはできる。そして察することはできる。
言葉では話せない動物相手だからこそ、考えていることを考えるのってすごく大事なんですよね。動物たちは必ず行動で教えてくれるから、それに気づいてあげるのも大事。
ずっと一緒にいたから2人は兄弟のようなものですよね。家族愛を感じることができる絵本です（＾＾）
『つづく』で終わったので、息子たちは「つづきがあるの〜！？」ととても嬉しそう。でもまだ無いようですね。いつか出るのかな？

私は生まれてから結婚するまで
犬のいない生活をしたことがありませんでした

読んでいて　あー解る
そう思うところが沢山ありました
途中　もしかしたら　ポッチが死んでしまうのでは！？
と先走ってしまいましたが　そんな悲しいお話では
ありませんでした（よかった！）

残念ながら娘も息子も犬と生活したことが無いのですが
犬の居ない我が家でも　私の子供の頃の犬の話で
子供達と盛り上がれました

動物の居る生活をしているお子さんなら
それぞれ自分の気持とダブらせながら
読むことができるのではないかと思います

いつかまた、犬と生活するぞ！っと思わせてもらいました（＾＾）