この絵みたことある!と思い全ページでよみました。
ぼくの郵便受けに引っ越してきたかえる。
ぼくの手紙をみて、自分もてがみをほしくて
手紙を書きますが・・・
お話は淡々と進んでいきますが、
言葉とはうらはらにポストの外へ出て
手紙を待ち遠しげに待つかえるの気持ち、
話の途中には描かれない僕の気持ち、
なんだか色々想像を膨らませられます。
いちぢくの木が他の木と間違えようのないくらい
特徴をとらえて描かれているのが印象的です。
私の実家の庭にもいちぢくが植わっているので
その風景を思い出しました。
子どもの頃、よく読んでいた本の絵を描いていたのが
むらかみつとむさんだったことに気付きました。
懐かしさを感じる人も多いのではないのでしょうか。