「おやすみなさい おつきさま」 みんなの声

絵の雰囲気や、カラーとモノクロのページが交互に進む構成を見て、長女は「ぼくにげちゃうよみたーい！」と、気付きました。さらに読んでいくと「あー、ほらー！」と、そのワンシーンが絵画になっているじゃありませんか。これは楽しい絵本だったかな？と思い、よく見ればあちこちに遊び心が表れています。
そんな楽しさもありますが、やはり評判通りの感動的なものでした。ひとつひとつの物におやすみを言っていきますが、繰り返しの独特なくどさがなく、あたたかな優しさいっぱいに包まれています。読み終えたあとのふわ〜っとした心地よさ、そのまま眠りにつきたくなります。
続編も読みたくなりました。

話題の本だったのでとても気になっていました。
絵本を見た第一印象は
「色彩がはっきりとして絵がとてもきれい！」
娘も絵本を見つめてパラパラめくり、また戻ってはジーっと
見つめ、とにかく集中していました。

寝る前にこの本を読み聞かせています。
「おやすみ○○」と部屋の中にあるもの一つ一つにおやすみ
を言っていくだけのことなのですが、それが心地よく響きます。
また、ねずみを探す楽しみを見つけたようで
各ページでねずみを見つけては「キャー！！」と喜び
最後にウサギさんが寝てしまうと「ねんねー」と言って
眠りにつきます。
あんなに騒いでいたのに、ウサギさんの寝る姿を見ると
『自分も寝る時間』と思うのでしょうか。

夕方や夜って、なんだか不安になったりたよりない気分になったりしますよね。そんなこどもの心をやさしく表現した本だと思います。
おへやにみえるものたち、すこし昼間とはべつの顔をみせているような気がするそれぞれのものに、うさぎの子が「おやすみ」を言っていく様子は、読みきかせてもらっている子供の気持ちを自然に眠りに誘ってくれるようです。この絵本を読んであげると、娘はとても気持ちよさそうに眠りにつきます。
おへやの２枚の絵に「おやすみ」を言うところでは、くまの絵とめうしの絵がでてきます。くまの絵の背景にもめうしの絵がかかっているのを発見したとき、なんだかすごくうれしかったです。ぜひ手にとって探してみてください。

寝る前に読ませたくなる本です。
一日中騒いでいる息子がこの本を読むとジーとおとなしくなり、ママおやすみと寝てくれます。わたしはとても助かっています。色使いもとても綺麗で私も好きです。
寝る前に読むと気持ちがホッとします。

ゆっくりとした口調で読み聞かせができ、読んでいるこっちまで眠たくなってしまいます。
１歳半の娘もゆったりとした気持ちになるらしく、
ウトウトしていました。

すばらしい絵本です。娘も好きな絵本の一冊です。時間の経過しているのがよくわかります。緑と赤を基調にしていて、日本の絵本にあまり見られない色感覚です。作者のマーガレット・ワイズ・ブラウンが昭和２０年に書き上げた（アメリカでの初版は昭和２２年）とは驚きです。（戦争中でもアメリカは余裕があったんですね）
この絵本の事がもっと知りたい方は「おやすみなさい　おつきさま　ができるまで」が評論社から出版されていますので参考に良いと思います。
また文章は、原文（英語）のほうが韻がすばらしいので、是非原作もおすすめです。

一つ疑問があります。表紙の絵の時間なのですが、暖炉の上にある置時計では７時５分くらいになっていますが、この物語の「月」の位置関係では大体８時過ぎ頃だと思われますが、どなたか教えてもらえないでしょうか。

最近、言ってないかな？言ってもテレビ見ながらかも。と反省してしまいました。子供は、当たり前のようにおもちゃや人形におやすみをいいます。この本は、そんな当たり前の言葉！素直な気持ちを忘れない一冊だと思います。私が読まなきゃいけない本かも？素直な気持ちを忘れていました。

赤ちゃんの頃から、読み聞かせています。
はじめは、ジーと見つめてるだけでしたが、
最近はねずみや手袋など指差しするようになりました。
おやすみの時間だよというと、自分で持ってきます。
テンポをゆっくり子守唄のように読むと、だんだん眠くなってくるみたいです。
時間の流れをゆったりと感じる絵が、読んでいる私も一日の疲れが抜けていく感じです。

絵本クラブからの配達で届きました。主人の感想は、絵がなんとなく恐い！子供むきなの？でした。確かに色がはっきりとした絵本です。内容は”部屋にあるものにおやすみなさい”とあいさつする本。子供にはハッキリした色が気になり、たくさん登場する動物、ぬいぐるみや絵、ページをめくるたびに指さしています。”これは何？”と顔を覗き込み答えを待つ娘です。

色がきれいなので生後1ヶ月から読んでいます。今では、ねずみを見つけると“ここっ！”と嬉しそうに大きな声で教えてくれます。動物の名前を覚え始めた時、教えてもいないのに本棚にあるキリンやぞうを指差した時には、わが子の観察力にビックリしました。今後、月の位置や時計について子供がいつコメントするか、私自身もこの本を開くたびにドキドキしています。