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あおいめ くろいめ ちゃいろのめ」 その他の方の声

あおいめ くろいめ ちゃいろのめ 作・絵:かこ さとし
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1972年12月
ISBN:9784032060102
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,305
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  • いろんな意味で先駆的な作品

    三人の、目の色の違う子どもたちが一緒に遊ぶお話。

    1972年刊行。作者が川崎の子どもたちと一緒に作った絵本。
    巻末に作った当時の様子が書かれていて、興味深い。
    ちょっと外国の絵本のように見えてしまったが、日本の当時の子どもたちがよってたかって絵の学習をしながら、遊びながらお話を作り上げた、という。

    いろんな意味で私は先駆的な作品だと思った。
    目の色の違う三人の子どもが、一緒に仲良く遊ぶこと。遊んでいて問題が起きると、一緒になって考え、いいアイデアを出して、誰もが一緒に楽しく遊べる方法を考えて、実行していくこと。
    あらゆる差別がなくなり、お互いの違いを尊重しあって、うまくやっていけるように知恵を出し合って、助け合っている。

    技法も切り絵とイラストを合わせて表現してみたりして、それまでに多くの人が「絵本はこういうものだ」としていた思い込みから外れて、斬新な作品に映ったと思う。
    今見てもなかなかお洒落で、素敵な作品だと思う。

    こういう発想がでてきた子どもたちが大人になって、差別や偏見がない素晴らしい社会ができて欲しいと思う。
    実際に、作られた当時よりも、2022年の今の方がたくさんの「青い目」「黒い目」「茶色の目」の人たちが交流しあって、同じ地域に暮らしている。この絵本みたいに、お互いの都合を考え、融通しあって、うまくやっていき、仲良く楽しい世界を作っていきたい。

    投稿日:2022/05/26

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