「ちょろりんととっけー」 みんなの声

とかげの兄弟のお話です。はらはらドキドキしながらの冒険のお話です。娘はじーっと聞いてました。カメムシさんのおならで少し心配していたようですが。名前が読みにくいのがあって詰まって読んじゃいました。カエルのお話はたくさんありますがトカゲは少なくていいんじゃないでしょうか？

　トカゲの兄弟が、おじさんの家に出掛ける話です。でも、弟が付いてきた事によって、色々と危機に遭遇します。
　森の暗闇の中から、光る目が見えたり、ドキドキさせられました。

ちょろりんシリーズは、すごくかわいくて大好きな作品です。
今回は、おじさんの家に初めて子供だけで遊びに行くという、ドキドキハラハラの冒険物語になっています。
弟のとっけーが、勝手にお兄ちゃんに着いて行ってしまい、大変なことになってしまいますが、カメムシに助けられ、事なきを得ます。
読んでいて、トカゲってこんなにかわいかったかしらと思うほど、表情豊かで、魅力的なちょろりんと、とっけー。話も面白くって、我子も夢中で読んでいました。

私、虫は苦手なのに、なぜかとかげ（こちらでは、かなちょろといいます）は大好きなんです。
降矢さんの絵も好きですし、これは絶対読まなくちゃ！と前から思っていた絵本です。（ジョンバニさんの感想を読んで、前作があることを知りました。そちらもぜひ読まなくちゃ！）
生き物好きの長男も、喜んで聞いていました。
お兄ちゃんぶってるちょろりんと、無邪気な弟のとっけーのやりとりもいいですが、ピンチをすくってくれたのが、かめむしのへなもへなる・もへじさんというのが、最高におかしいですね。
今までいろんな絵本を読んできましたが、かめむしが登場する絵本は初めて見ました！
ラストの、おじさんちでの光景、アジアンぽい衣装が素敵です♪

ちょろりんシリーズの続編です。
今回は、”さんぼんいとすぎやま”に住んでいる叔父さんのところに行く話。”ちょろりん”は爺ちゃんに書いてもらった地図を手に一人で出かけますが、おとうとの”とっけー”がソッと着いてきていました。「言うことを聞く」約束で一緒に行きますが、途中で地図を無くしたり、イタチに襲われたり、ハラハラドキドキの連続です。
”ちょろりん”のお兄ちゃんぶったところや”とっけー”の無邪気な仕草がとてもよく表現されていると思います。また、その演出としてトカゲの尻尾の形で心情や表情をフォローしているところが心憎いです。ピンと伸びていたり、不安そうに曲がっていたり、………。注目してください。