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百年たってわらった木」 みんなの声

百年たってわらった木 作:中野 美咲
絵:おぼ まこと
出版社:くもん出版
税込価格:\1,320
発行日:2003年10月
ISBN:9784774307244
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,084
みんなの声 総数 33
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  • 頑張り過ぎてる子達に・・・

    作者12歳!ってことに、ただただ驚かされました。

    とても深いお話です。
    自分をよく見せようと飾ることに一生懸命で頑張りすぎていた木が、百年たって孤独に気づくというお話です。

    「飾らず、ありのままの自分を見せればいいんだよ」というメッセージが真っ直ぐに伝わってくる作品でした。

    12歳の作者もきっと悩み苦しんだことがあって、このような見解に達したのでしょう。
    だからこそ作品に記し、力強いメッセージとなったのでしょう。

    作者と同じ年頃の子ども達に読むと、いいのではないでしょうか?
    きっと多くの子の胸に、痛烈に届くはず☆

    投稿日:2010/09/05

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    3
  • 生きてる!きらきら!

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     どうして百年も、わらえなかったのだろう?
    どうしてひとりぼっちだと、思うのだろう?
    どうしてがんばれガンバレ、つぶやきたくなるのだろう?
    どうしていじめは、なくならないと言うのだろう?

     自分のままをさらけだす? つらぬく? がんばる? どれも違うように私には思える。生きるものはゼロから生まれたのではないこと、一人でいられないことを知っているからだ。見ること、聞くこと、話すことを失った偉人も、なくして一番辛かったことはそれらではなく、他とのコミュニケーションだと語ったことを思い出す。

     はなしの後ろを、前を、おぼ画伯の力強い絵力が覆っている。大木の凛々しさ、威厳を絵筆がなぞり出す。百年という時間の大きさに負けない色のいのちが、ページいっぱいに溢れている。あぁ、絵本だなあ、そう実感してしまう。

     伝えたいおはなし、知ってほしい現実、見てほしいこの絵。他とのコミュニケーションを求めて、ありのままだ。生きていること、それがきらきら光っている。

     作家中野美咲に感謝、おぼ画伯、くもん出版に感謝。

    投稿日:2023/10/11

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  • 絵本なんだけど、疑問がいっぱい…

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    無理にがんばることをやめ、かっこつけたりしないほんとうの姿を見せたら、友達ができて幸せ。というお話は分かりやすかったです。
    ただ、木が葉っぱを下にしたら影ができたとか、つるつるの木の幹や枝がガンバルのをやめたらシワシワになったとか、よく分からず、子どもは戸惑っていました。
    絵本だけど、それがどういうことかよく分からない現実的じゃないことが残念でした。

    投稿日:2017/03/23

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  • 頑張りすぎないで・・・・・

    全頁試し読みで読みました。娘もいつも自分のことはちっとも構わないで頑張りすぎているから、この絵本をプレゼントして「気を抜いて・・・」と、ほしいと思いました。100年たっても気づいてよかったと思いました。まだまだこの先何年も何年も生きられるから、木の周りにお友達がいっぱい集まってくれて本当によかったと思いました。

    投稿日:2016/05/30

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  • じぶんであること

    自分らしくあることを貫くということは
    今の時代、簡単なことではないと思います。
    学校では低学年から空気を読むことを要求されますし・・。

    自分らしさを失わないまま
    集団生活していくことを
    自然と促してくれるような1冊です。

    作者はわずか12歳とのこと。
    これだけの文章が書けるということに
    今後を期待させるものがありますね。

    投稿日:2014/06/29

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  • 一生懸命生きていること、精一杯無理をしていること、自分に自分を強いていること…、なんだか自分自身を納得させようとしている自分のことのようです。
    今日まで一生懸命生きていることが、決して理解されているわけではないことを絵本の主人公の木は100年経って知ることができました。
    他人にとって自分はどのように思われているのか、たまに脱力して周りを見渡すと見えてくることがあるのかもしれません。
    決して力づくでyはなく、力を抜いたところに人との接点があるのかもしれない…。
    これって大人向けの絵本ですか?

    投稿日:2014/02/14

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  • 本当の自分をさらけ出すこと

    本当の自分をさらけ出すことは、自分を良く見せることよりも難しいかもしれません。

    かっこよく見せたい、すごいと思われたい。
    そのために努力することも、大切なことです。
    けれども、行き過ぎると周りが見えなくなってしまいます。

    自分のかっこ悪い姿、弱い姿は隠しておきたいもの。
    けれどもそれを乗り越えた時、きっと もっと大切なことに気付けるのだとおもいます。
    12才の作者さんの、純粋なメッセージが伝わってくる一冊です。

    投稿日:2013/11/10

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  • ありのまま

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    とても素敵なお話でした。
    100年経っても友達ができない木が、自分に足りないものに気づいていきます。
    つるつるだと小鳥が止まりにくいと知って、つるつるである必要がないのに気付きます。そうして、ありのままの自分であることの大切さを知っていきます。

    人との関係において、ちょっと飾ってしまうことはだれにでもあると思います。でもそれでは長く関係は続いて行かない。
    自分と他人との関係を改めて考えさせられました。そしてこれが12歳のこの作品であるということに驚きました。

    投稿日:2013/08/06

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  • 意外な作者

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    最初は知らずに読みました。4歳の息子が気に入って、何度も繰り返し読みました。
    あとになってよくよく見れば、作者は子どもだったのですね。本当に驚きました。
    百年頑張り続けた木。気負い続けた木。その気負いは無意味であったと気づき、自然体の自分に戻りこの先また何百年と生きていくというお話。
    12〜13歳の少女がこんなにスケールの大きいお話を書けるなんて!
    いや、大人じゃないからこそ書けたのでしょうか。
    作者の年齢を知ってから読むと、また違う味わい方ができます。

    投稿日:2012/11/12

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  • 仲良し

    森のみんなが木の周りに集まって楽しそうにしている姿がとってもかわいかったです!!うちの子は木の幹にたくさんの虫たちが集まってきていたのがとっても気に入っていて、とっても細かく見入っていました。みんなで仲良するっていいことだねって言っていました。

    投稿日:2012/06/23

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