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かいじゅうのうろこ」 みんなの声

かいじゅうのうろこ 作:長谷川 集平
絵:村上 康成
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,538
発行日:1987年
ISBN:9784892389542
評価スコア 3.75
評価ランキング 45,475
みんなの声 総数 3
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  • 考えさせられる絵本

    読み終わって最初の感想は「なんでみんなに教えなかったんだろう」でした。
    絵本にも書いてあるように、本物のかいじゅうのうろこを見せたら、みんなから引っ張りだこだし、人気者になっただろうに……
    何度か絵本を読んでみて、何でだろう…と考えて、三つの答えが出ました。
    一つ目は、みんなの夢を壊したくないから。
    かいじゅうのことを想像して、いるのかな、いないのかな、と会話をする人々の表情を思い出すと、言い出すことが出来なかったのかな…と。
    二つ目は、みんなを怖がらせるから。
    たくさんの人が平和に暮らしている街に、かいじゅうがいると言って不安をあおりたくなかったのかな…と。
    三つ目は、怪獣を守りたかったから。
    人々を傷つけたわけではなく、人と離れて暮らしているかいじゅうのことをわざわざみんなに教えて、かいじゅうの暮らす場所を奪いたくなかったのかな…と。
    ほかにも、読む人によって、いろんな答えを見つけられる絵本だと思います。
    子どもと一緒に読んで、「なんでかな」と一緒に吟味するのも楽しそうです。

    投稿日:2013/07/23

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  • わかるのに長い歳月を必要とした本

    私が若い頃に、購入した絵本です。

    最初読んだ時には、少年の気持ちがよくわからなかったのですが、今はちょっとだけ理解できるかなと思っています。

    文章に漢字のふりがながないので、小学中学年以上でないと一人で読めないと思います。

    少年が一人でヨットに乗り、かいじゅうのうろこを探します。

    文章は簡潔で文字数も多くありません。

    読んで、「なんだろう?この話?」と、じっくり読んで、また思い出した時に手にとってと、繰り返ししている間にじわじわとわかってくる本であったように私は思います。

    感性や波長があえば、一度で「わかった」となるのかもしれません。

    私にとっては、わかるのに長い歳月を必要とした本であったような気がしました。

    投稿日:2009/04/12

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  • 読んだあと、じんとくる本

    かいじゅうのうろこは、この世界にあるのかないのか、それを探しに行く男の子のお話。みんなは、そんなのない!と言うけれど、探しに行った男の子は見つけます。意気揚揚とそのうろこを持って帰ろうとしますが・・・。その後のカレの行動がなんか読んでいて、「ウンウン、そうだね」って思わずうなづいてしまった自分がいたのを覚えています。かいじゅうはいるのかしら?どうかしら?って思える純粋な気持ちが絵本から出ています。五味太郎先生の絵も素敵で、そしてなぜか切なくなってしまうお話。小学生くらいの子供さんにオススメだと思います。もちろん、私は大人の人にもジンときてもらいたいなぁと思いますね。

    投稿日:2004/01/28

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