きつねのかみさま」 みんなの声

きつねのかみさま 作:あまん きみこ
絵:酒井 駒子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,210
発行日:2003年12月
ISBN:9784591079539
評価スコア 4.77
評価ランキング 657
みんなの声 総数 83
「きつねのかみさま」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

83件見つかりました

  • 心温まるファンタジー

    • はなしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子11歳、男の子9歳

     もう何度も読んでいますが、何度読んでもいい絵本です。
    数々の名作を書かれているあまんきみこさんのほんわかとした心が優しくなるお話に、タッチにファンタジーを感じさせる酒井駒子さんがピッタリの絵を描いており、読みながらも、その世界観にドップリ浸らせていただきました。
     題名から、キツネが神様なのかと思って読んだのですが、読み終わってキツネにとっての神様のことであることがわかりました。もしも自分が、神様なんて言われたら、くすぐったいけれど、悪い気はしませんよね。
     キツネと人間が、縄跳びを通して、心を通わせ寄り添う姿が、何とも言えず心温まります。
     「おおなみ こなみ ぐるっとまわって きつねのめ」
    のフレーズに、親子揃って、
     「えっ、なんで?]
    となり、ぐいっとお話に惹き込まれました。
     主人公のりえちゃんの優しさが、読んでいて嬉しくなります。
     子供の学校で、三学期に縄跳びに取り組んでいるので、読み聞かせに行こうと思います。

    投稿日:2009/02/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供たちだけの素敵な世界。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳

    主人公のりえちゃんの言葉、一人称で語られる文章は、
    とても優しく、心地よく読むことが出来ました。
    りえちゃんが、お話しするように書かれているので、
    とても、りえちゃんの気持ちがストレートに伝わってきます。
    相手を思いやる心優しいりえちゃん。
    弟のけんちゃんとのやりとりが、かわいらしい。
    きつねの子も、りえちゃんという名前には驚いたけど、
    だから、「きつねのかみさま」なのね。
    誰だってお祈りして願いが叶ったら、
    それも自分の名前が書いてあったら、そう信じちゃうよね。
    きつねの神さまがくれたって。

    あまんきみこさんの優しくて、子供たちだけの素敵な世界のファンタジー。
    酒井駒子さんの絵が渋くて暗めだけど、女の子もきつねの子も、
    とってもとっても可愛いです。
    是非、手にとって読んでみてください。

    投稿日:2009/02/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • かわいいお話

    • ぽー嬢さん
    • 30代
    • せんせい
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子2歳

    かわいい挿絵に思わず、手にとってしまいました。
    題名は昔話風ですが、とても夢のある子どもらしいお話です。
    縄跳びを始めるきっかけにとして、読んでみましたが女の子に大人気でした。
    4歳児には少々難しい内容だと思いますが、繰り返し読んであげたいお話です。娘がもう少し大きくなったら、是非読んであげようと思っています。どんな反応をするか今から楽しみです。

    投稿日:2008/11/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • おねいちゃんは、きつねの神様だあ。

    とても優しいりえちゃんに、とても優しい気持ちになれます。表紙の絵からは、ちょっと想像できなかったけれど、内容はとても素敵です。
    りえちゃんの機転で、きつねのりえちゃんたちが縄跳びでいつでも遊ぶことが出来るし、神様からのおくりものと信じている狐の気持ちえお尊重するりえちゃんは、天使だと思います。弟とりえちゃんの姉弟関係もとても素敵です。りえちゃんとけんちゃんの黒の洋服もこの場面にマッチしていると思いました。「そうかあ。おねいちゃんは、きつねの神様だあ。くくくっ」がとてもよかったです。おねいちゃんを誇りに思うけんちゃんがよかったです。

    投稿日:2008/11/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • あたたかくなります

    • にゃんちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子10歳、女の子8歳、男の子6歳

    酒井駒子さんの絵はホントに素敵です。
    よるくま、はじめてのおつかいも大好きです。
    この本の絵はタッチは何ていうのかな・・・
    どうやって書いてるんだろうね、って
    お絵かきの大好きな娘も、じーっと見入ってます。

    もちろんお話もいいです。
    きつねのりえちゃんの嬉しそうことばをきいて
    自分のことはいいの、って譲れる人間のりえちゃんは
    心がかなり大人ですね。
    小さい弟のけんちゃんが一緒に公園に行く、
    って言ってもジャマ者扱いしないで。
    きつねたちの前に出て行くシーンでは
    一緒に手をつないでいたり。

    みんなの笑っている顔が目に浮かびます。

    投稿日:2008/11/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 可愛らしい語り口調が魅力

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    女の子の一人称で 語られる文章が
    可愛らしくて 優しい気持ちになれる作品です。

    更に 酒井駒子さんの絵が 
    良い意味で 独特の風味を付け足した感じになっていますね。

    「きつねのかみさま」なんてタイトルは
    まるで日本昔話の様ですが
    内容は ファンタジーです。

    難しいものではないので、幼稚園児からでも
    読んであげられる作品です。
    でも、幼すぎもしないと思うので小学校に上がってからでも長く読めると思います。

    投稿日:2008/08/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • きつねとなわとび

    今はかわいい絵とほんわかしたお話で、
    きつねと仲良くなわとび・・を楽しんでます。
    りえちゃんの行動がしっかり理解できるのは年長さんになったくらいかな?
    年中の娘がなわとびをあげるなら、
    「本当は私のものだけど、あげるね」と言ってしまいそうなので
    きつねのかみさまにはなれなさそう(笑)
    理解できる頃にもう1度読んだら、違う反応がありそう。楽しみです。

    投稿日:2008/07/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 優しい気持ちに♪

    お姉ちゃんの【りえちゃん】と弟の【けんちゃん】

    忘れてしまった縄跳びを公園に取りに行くと、置いた場所にはありません。
    探していると、【きつね】たちが縄跳びで遊んでいるところに出会うのですが・・・☆

    きつねたちに誘われて一緒に縄跳びで遊んでいる場面。
    きつね達とのやり取りがとてもかわいくて大好きです。
    みんなの表情が本当に素敵なんですよ!!

    りえちゃんはこの縄跳びが自分の縄飛びだと気付くのですが、きつね達から、みんなで縄跳びしたいと【きつねのかみさま】にお願いしていたら縄跳びがあったというお話を聞きます。

    そのお話を聞いたりえちゃんは・・・

    弟の最後のセリフがなんともほのぼのほんわか、この絵本のタイトル【きつねのかみさま】に繋がっています。
    絵本の持つ温かな優しい余韻を抱いたまま絵本を閉じれると思います♪

    投稿日:2008/04/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • とってもラッキーでした。

    • そうなんださん
    • 30代
    • ママ
    • 徳島県
    • 女の子10歳、女の子8歳

    「ビロードのうさぎ」で酒井駒子さんのファンになった直後、今度は本の中古屋さんで、お買い得になっているこの絵本を見つけました。

    主人公のりえちゃんは、一体何歳なのかしら?
    こんなに優しく弟のけんちゃんをリードしているし、なわとびのコツをきつねの子たちにも教えてあげる。
    最後には、’りえちゃん’のなわとびを、自分のなわとびだと勘違いしてしまった’きつねのりえちゃん’にさりげなく渡してしまいました。
    こんなにかわいくて、機転の利くおねえちゃんは、ママのあこがれ!ですよね。

    最近、あまんきみこさんの講演会に行ってこられた次女の担任の先生から、「(あまんさんは)すごく優しい語り口調でしたよ。」と聞いて、「うむ、なるほど!」と感じています。

    こんな素敵な新品同様の絵本を中古で買えて、ラッキーでした。

    投稿日:2008/02/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供の表情が最高

    公園で、縄跳びのなわを忘れてしまったおかげで、出会うことのできたきつねたちの縄跳び風景。
    小さなりえちゃんとけんちゃんの兄弟、そして、きつねたちのほのぼのとした表情がとてもいいですね。
    やはり、酒井駒子さんの描く子供の表情は最高です。
    小さな女の子が、きつねの子に、自分のなわとびを譲ってあげる気持ち。
    「いいの、いいの」と言いながら、なんだか、ごちゃまぜの気持ちだった女の子。
    小さな子のがんばった姿がいじらしく、よかったね、えらかったね、と思いながら読みました。
    はねるように跳ぶきつねの縄跳び姿もとてもかわいいですよ。

    投稿日:2007/12/07

    参考になりました
    感謝
    0

83件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / キャベツくん / よるくま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 白雪姫と七人の小人
    白雪姫と七人の小人
    出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
    「鏡よ鏡、この国で一番美しいのは誰だい?」ワンダ・ガアグ再話・絵によるグリム童話の傑作絵本


ねこねこ日本史シリーズ 累計190万部突破 日本一かわいくて学べる歴史マンガ

全ページためしよみ
年齢別絵本セット