きつねのかみさま」 みんなの声

きつねのかみさま 作:あまん きみこ
絵:酒井 駒子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,210
発行日:2003年12月
ISBN:9784591079539
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 83
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83件見つかりました

  • すべてが素晴らしい絵本でした

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    これぞ子どものためのお話というような絵本でした。
    何気ない日常から異世界に入っていく過程や、何気ない会話から、子どもたち、きつねたちの心情が浮かび上がってくる様子が見事です。
    みんなで遊ぶ事の喜び、きつねの思い込みに対するりえちゃんの思いやり、りえちゃんに対する弟けんちゃんの気遣い。どれも、自然な動作や会話から読者に伝わってきます。
    最後の、「そうかぁ、おねえちゃんは きつねのかみさまだぁ」というけんちゃんの言葉がきらりと輝いていました。
    ドキツイ笑いや、ひねった展開など必要ないと思わせられる素晴らしい作品です。
    絵もしっとりとしていて、とてもこのお話に合っています。
    何年経っても色褪せない絵本になるのではないかと思います。

    投稿日:2007/03/30

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  • 新たなゴールデンコンビ

     あまんきみこさんと言えば、私の年代だと教科書でご存じの方が多いのではないでしょうか?

    あたたかい、優しいお話を書かれるとすばらしい童話作家さんですよね。

     その、あまんきみこさんの本文に酒井駒子さんの挿絵です。
    なんて豪華な顔合わせでしょう。
    「よるくま」を読んで以来、酒井駒子さんのファンです。

     おやつを食べている途中で女の子が縄跳びを持って帰り忘れたことに気づきます。
    かわいい弟と一緒に取りに戻るのですが、そこにはあっと驚く光景が。。。

     10匹のきつねも、りえちゃんも弟もみんなかわいいです。
    すこし粗めのタッチですが却ってあたたかい感じがしていいですね。お話の内容にとってもマッチしています。

     りえちゃんの黒地に白い水玉模様のワンピース、ロングヘアーに赤いリボンという服装がことのほか気に入ってしまいました。

     子供ときつねたちとの交流、りえちゃんの謙虚さややさしさが光る一冊。

    自信をもっておすすめします。

    投稿日:2007/03/11

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  • りえちゃん大好き

    • ぽた子さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    4歳の娘は、「可愛い話で大好き!」と言って、
    何度も読んでもらいだがりました。

    公園の木になわとびをかけたまま帰ってきてしまった
    なんて、我が子でもあり得る事なので、
    娘は、自分もいつかきつねさんと縄跳びが出来るのかも
    しれないと思っているようでした。
    「大縄が飛べるなんて、皆すごいね〜」
    と、その場に居ても、大縄飛べないから参加出来ないと
    残念そうな様子でした。

    きつねのりえちゃんの様子、
    なんて可愛らしいタッチで描かれているのでしょう。
    愛くるしい声が聞こえてくるようです。

    「お姉ちゃんの縄跳びだよ」と言おうとしている弟の
    優しさ。きつねさんが欲しがっていると分かり、
    置いて帰るりえちゃんの思いやり。
    「両方のりえちゃんとも大好き!」と娘。
    心あたたまるお話です。

    投稿日:2007/02/23

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  • 優しいりえちゃん

    • はぐぶ〜さん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子10歳、女の子8歳、女の子2歳

    大好きな酒井さんの絵が、かわいいきょうだいを描き、かわいいきつねを描いています。

    なわとびをするきつねたちのかわいいこと。
    一緒に跳ねるきょうだいのかわいいこと。

    そして、りえちゃんというなまえのきつねが、かみさまがくれたといって、ニッコリしてる顔といったら、こちらまでニッコリしたくなって、心があったかくなるようです。

    相手を思いやれる優しいりえちゃん。
    こんなこに育ってほしいな〜と思いました。
    動物に興味がでてくる2歳くらいからでも、読んであげればひきこまれる絵本だと思います。

    投稿日:2007/01/18

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  • 絵がほんわかやさしくて好きです。

    • ひいこたんさん
    • 20代
    • ママ
    • 福井県
    • 女の子8歳、男の子5歳、男の子3歳

    なんとも、言えないこの絵のやさしさが気に入って手に取った1冊です。

    縄跳びを無くして、探しに行くところから、始まりますが、きつねに出会った時に、
    「あぁ・・きつねの神様に会ってしまったんだなぁ」
    って、単純に思ってしまいました。

    りえちゃんの縄跳びで、狐達と一緒に遊んで、結局、その縄跳びは、狐達に挙げちゃうんですけど、
    最後の最後に、きつねのかみさまの本当の理由が分かるんです。

    あぁ!!そういうことか・・って妙に納得しちゃって、絵本て、奥が深いなぁて思いました。

    気になる方は読んでみてください。
    素敵な本ですよ。

    投稿日:2007/01/14

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  • 一緒になわとびしたい

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    なんて贅沢な組み合わせなんでしょう。
    あまんきみこさんのやさしいストーリーと
    酒井駒子さんのぼんやりとかすれた絵がすごくマッチしています。
    ギャグ・おもしろ系が好きな我が家ですが、
    心温まるファンタジーに感動しました。
    体育でなわとびをしている娘は、
    きつね達とりえちゃんがなわとびしているシーンが気に入ったようです。
    娘も一緒に飛んでみたいと思ったようです。
    ぜったい!!女の子におすすめです。

    投稿日:2007/01/12

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  • 素敵な描写

    りえちゃんが公園で忘れたなわとびをとりに戻ったら
    きつねたちがそのなわとびで遊んでいる場面に遭遇。
    そこからきつねたちとりえちゃん姉弟の奇妙な体験が始まるのですがきつねの様子をみたりえちゃんの心模様がとってもリアルに描写されていて良いですね。
    “ごちゃごちゃの気持ち”
    上手く自分の気持ちが表せない子供らしい、でも
    それだけで十分伝わってくる繊細な文章がとても気に入りました。
    娘は“おおなみこなみ、ぐるっとまわってきつねのめ”
    “えーねこのめじゃないのー”っていうフレーズが好きなようで
    何度も言ってます・(笑)

    投稿日:2006/11/20

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  • おおなみ こなみ ぐるっとまわって きつねの め
    私たちも、子供の頃、縄跳び 楽しかったので、とても 懐かしい!

    「おおなみ こなみ ぐるっとまわって ねこのめ」と歌って足をぱっと ひらいて、縄をまたいだ。

    絵本の きつねの姿が、かわいい!
    りえちゃんが 縄をまわしてあげてる。自分の縄跳びだとしっても きつねのりえちゃんにあげるのです。
    この場面が、なんとも いいんです。

    帰り道 弟の けんちゃんが「そうかあ。おねえちゃんは、きつねのかみさまだあ。くくくっ」
    むねが きゅんとした。

    絵本を読んでる私も、むねが きゅんとしました。

    投稿日:2006/08/16

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  • レトロな絵

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    油絵なのでしょうか、それにくれよんや、マジックペンなどで書き込んであって、独特な感じです。
    懐かしい感じのする絵です。

    低学年に読み聞かせをしました。
    きつねがなわとびで、しっぽがひっかかってしまって、それを隠れて見ていた姉弟。
    弟のけんちゃんは、我慢できずに、笑ってしまいます。
    そのシーンで、子どもたちは「まずい」という顔をします。

    最後に、なわとびのひもを、きつねにあげるところでは、子どもたちの反応は複雑です。
    いいと思う子も、悲しそうな子もいました。

    でも、けんちゃんの言葉で、みんなほっとして、読み終わりました。

    投稿日:2006/07/09

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  • 丁寧に読みたい

    あまんきみこさんのお話に酒井駒子さんの絵。なんという贅沢な絵本なのでしょうか。
    女の子ときつねの子ども、そしてなわとびという馴染みのある遊びが読み手に安心感を与えてくれます。楽しさも伝わってきます。絶対にありえないことなのですが、純粋な心を持っている子どもにはファンタジーとして自分の世界を広げていくことでしょう。お話しと絵を楽しみながら丁寧に読んでいきたいと思いました。

    投稿日:2006/05/01

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