小学生になっても、気付いたら指をくわえてる息子。不安になったら、無意識にくわえてしまうみたいです。この主人公みたいに親指でなく、人差し指の第一関節を軽く噛むような感じなので、赤ちゃんっぽくはないのですが。なにせ不衛生だし、歯の並びにも良くないと聞くし、まあ何よりもカッコワルい!
で、新聞の書評にあったので、さっそく買いました!
そしたら…結構、ホラーです。ゆびたこに顔が出来て。しゃべって。しかも関西弁。普段は目も口も閉じてるから指の皺みたいで。さらに人の心の透き間に入り込むようなしゃべり方をしてくるんです。
そんな得体の知れないものだから、主人公もえらい想像をします。ゆびたこが成長して赤ちゃんくらいの大きさになったり。お化けたこみたいな大きさになって捕まった主人公を、家族が取り返すため泣きながら戦っていたり…怖いです。
で、肝心の息子。どうだったか聞いてみたら…「面白い!」
え〜っ!?効果ない!?
指しゃぶり、なおらない!?
でもカッコワルいと思ったのも事実みたいです。これから当分読んでみるつもりです。卒業できるといいな!