ずっとさかさになってくらしていたから、話すことも全部逆さまのこもりくん。彼の逆さ言葉に気づいていっしょに楽しく遊んでくれたくまくんにちゃんとお別れが言いたくなりました。こもりくんが頭を上にして座らせてもらって、
「また あしたも あそぼうね!」
と言ったとき、5歳の娘が
「ちゃんと 言えてよかったね。」
と言いました。
それを聞いて、してほしいのに「してくれへんのやろ〜」と泣き叫ぶ娘に冷たい態度の私の姿が思い出されました。母がくまくんのようになれば、娘のこもりくんも素直になれるかもしれませんね。
はなくそとばしやおしりぼりぼりもこの時期の子ども心をぐっとわしづかみにしていました。時にはユーモア絵本で楽しい一時を…。