ゆっくりゆっくりでこぼこ道を直していくローラー。
そんなローラーを大きなトラックや自動車が
「じゃまだよ」と叱りつけたりバカにしたりしながら追い越していきます。
ローラーの先はまだでこぼこ道。
追い越して行った車たちはパンクして大変。
ローラーは修理のために止まっている車たちを追い越して
ゆっくりゆっくりでこぼこ道を直していきます。
修理を終えた車たちがローラーにお礼を言いながら
また通り過ぎていく・・・というお話です。
まだ1歳になったばかりだった娘が私の本棚から勝手に持ってきました。
まだ難しいだろうから別にしておいたのに・・・と思いつつ、
興味をもってるので読んであげました。
すると、その日から毎日のように持ってきます。
その頃はただただじーっと静かに聞いているだけだったのですが、
1歳9か月になった今は、「ぶっぶっぶー」と真似をしています。
絵がとても見易く、背景が単色で車たちはカラーで大きく描かれて
いるのですが、娘が「わんわ」といいながら単色の犬を
指差した時には驚きました(笑)
リズムがある文章、見易い絵、娘も私も大好きです。
内容も素敵で、あんなに酷いことを言われたローラーは
パンクしている車たちのことを一度も悪く言っておらず、
むしろ心配までしています。
内容が理解できるような、もう少し大きなお子さんにも
是非おすすめしたい絵本です。