ママもばあちゃんもいなくて、苦手なじいちゃんと二人きりになってしまったゆうすけくん。おまけに 晩御飯を二人で作ることになり、「何が食べたい?」「ハンバーグ!」「ハンパク?」・・・。
タイトルは「ぼくとじいちゃんのハンバーグ」ですけど、これは「ぼくとじいちゃんのハンパク」でも良かったんじゃないかな〜?って思うほど、二人が作ったハンパクはスペシャルな逸品です。
ゆうすけくんは「じいちゃんはちょっとにがて」と言ってますが、きっとじいちゃんの方も ゆうすけくんへの接し方に戸惑っていたのかなぁ?もしかすると、ばあちゃんが 二人を仲良くさせるために仕組んだ作戦だったのかもなんて・・そんな描写はどこにもありませんが、想像を膨らませてしてしまいました。
涙を流しながら玉ねぎを刻む二人の姿が、なんともいえず微笑ましいです。
読み聞かせには、幼児から小学校中学年くらいまでかな、と思います。