とにかく可愛らしい絵本です。
表紙で抱っこしているママも、抱っこされているウサギの子も、とっても幸せそうで、見ているこちらまで笑顔になるような、幸せな気持ちになりました。
朝起きてから、夜寝るまでの間に、何度も「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」が出てきます。
ウサギの子は「うれしいな、もういっぺん」と嬉しそうだし、お母さんも抱っこの時間を本当に楽しんでいるように見えます。
「ぎゅっ」と抱きしめるのは、「だいすき!」を伝える最高のスキンシップ。
こうやって愛情一杯育てられた子は、大きくなっても親の愛を決して忘れることはないでしょう。
うちの子たちはもう大きくなってしまい、「ぎゅっ」はもう嫌がる年齢になってしまいました。
こんな風に「ぎゅっ」出来る時はあっと言う間に過ぎてしまうのですね。
優しいパステルカラーの色遣いに、とても穏やかな気持ちになりました。
まだ子どもが小さかった頃、沢山の赤ちゃんグッズに囲まれているような懐かしい感じです。
小さいお子さんへの贈り物にもピッタリの絵本ですね。