きっかけは、主人が買って来た「ターシャの庭」という写真集でした。
広大な敷地に咲く色とりどりの花や木々。
その中を自由に自然体で暮らす一人の女性。
それが、ターシャ・テューダーさんでした。
そしてその時、彼女が絵本作家さんであることを知ったのです。
美しい自然の中で暮らす彼女だからこそ、
こんな素晴らしい絵本が描けるのだと思います。
幸せな時間の流れ。
無邪気な子どもにとって、なんの心配も悩みもない。
だからこそ、すべての五感をつかって、
季節の移り変わりを感じることが出来るし、
季節の中に喜びを見つけることも出来ます。
むしろ、私たち大人が読んで、
じっくりと、自分の生活を見つめなおしていくことが
必要ではないかと思うのですが・・・
自然に生かされ、自然と共に生きていかなければならないのですから。