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長倉 洋海さんは戦場のカメラマンで一度お話しを聞いたことがありました 「お〜い 雲よ」この絵本は 青い空と白い雲 そして 人がいる 祈りがあるんです 2011年の東日本大震災の様子が見られます 今も尚 避難所で暮らし 原発の被害に苦しんでいる人がたくさんいます そんな苦しい哀しいことがあっても 自然の空 白い雲は 私たちを見ていてくれます そして 時には荒れ狂って 雲が いかる 時があります 人間が生きていて 子どもたちの笑顔があり 救われますね 長倉さんは いろんな写真で メッセージを伝えています 人間は 生きていいます。 自然の力の中で・・・・ この写真絵本を通して いろんな思いが巡りました
投稿日:2013/10/09
東日本大震災の被害にあった地域に行って撮った写真が 鮮やかにたくさん載っています。 わたしも宮城に実家があるため、 なんとも心が押されるような気持ちでページをめくりました。 昔、空と海が田舎町を見守ってくれているような気持ちでいました。 でも海はひどいことになりました。 この絵本をよんで「空がまだあった」という気持ちになりました。 辛いこと悲しいことがあると下を向きたくなります。 そんな時、「ほら、お空を見てごらん」と優しく思い出させてくれる絵本だなと感じました。空はどこまでも続いていて、 なくなることなくいつも上に広がっています。 空を見上げて深呼吸をすると 重さが空に吸い込まれていき心が軽くなるような気持ちになります。 子供たちに「ほら、」と空を見上げさせてくれる絵本ですね。
投稿日:2013/10/15
3.11のあの地震からもうすぐ10年…そんなに月日が経ったのですね。テレビで見た辛い光景、身の回りに起きたさまざまな出来事。いろいろなことを思い出します。それでも空だけはいつになっても変わりませんね。上を向いて、そして未来に向かって頑張って生きていく力強さを感じる写真たちでした。
投稿日:2020/06/27
写真絵本です。作成したのはフォト・ジャーナリストの長倉洋海(ナガクラヒロミ)さんです。 後書きを読めば、作者のこの作品への思いがよく伝わってきます。 タイトルを読んで、ほとんどの人がどこか懐かしい気持ちになると、思うのですが、このタイトルは「山村暮鳥」の有名な詩からとったそうですよ。 やはりジャーナリストという職業だからなのでしょうか? 私は子ども向けに作られた写真絵本とは違った目線でシャッターを切られているような気がしました。 広く美しい空と、それに溶け込むように存在するの建物や人間たち。 子どもたちの勉強している姿や笑顔のアップもよかったのですが、 個人的にはどこかの山間の、ある一家の家族写真が目を惹きました。 ここだけ誰かのうちのアルバムを覗いているような気持ちになりましたが、それはそれで、この「震災」の起きた土地には今もたくさんの家族が住んでいるんだ。ということをこの1枚で、改めて意識しました。 写真がメインで、文字はほんのちょっと写真を補う程度に書かれています。字も大きく読みやすいです。 小学校の中学年くらいから、読み聞かせにもお薦めです。 一番最後のページ ぽっかりと浮かんだ雲は これからも ゆったりと 流れていくのだろう を読み忘れないようにしてくださいね〜。
投稿日:2013/11/02
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