商売の難しさ、楽しさ、やりがいなど、いろんなことを教えてくれる絵本でした。子ども向けのお店屋さんがテーマの話で、売れない現実を描いた絵本を見たことがなかったのでとっても新鮮でした。
売れないなら売れそうなところに売りに行こうと出かけて行ったり、お客さんが集まるようにチラシを配ったり、今までとは違ったおしゃれなぼうしを作ったり、いろいろとアイデアを実現させながら奮闘する姿に、がんばれ〜と応援しながら読めました。
自分が思うようにうまくいかないときって、誰しもがあることです。そういう時にどうすればその状況を乗り越えていけるのか試行錯誤しながらも、あきらめないでがんばるってとっても大事なことです。
この絵本は、子どもたちも楽しみながら読めるうえに、そういう大事なメッセージを伝えてくれてるところがすごくいい絵本で、何度でも読みたいお話だと思いました。