きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
ねえ、おぼえてる?(偕成社)
国際アンデルセン賞画家賞受賞作家最新刊
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きかんしゃちゅうちゅうは、いつも引っ張っている重い貨車をはずしたら、自分がどんなに速く走れてかっこいいだろう。みんなきっとほめてくれる!と、ある日逃げ出します。ところが…。子どもが見守られて成長する姿を描いているなと思います。文章量が多くて長めですが、ぜひ子どもたちに出会ってほしいです。
投稿日:2022/10/06
5歳の息子に借りてきました。 主人公の蒸気機関車が 「ぼくを見て!僕だけを見て!かっこいいでしょ〜」 と一人で暴走?するのですが、こういう気持ちは 子供みんな持っていますよね。 「ね〜見て!ね〜ママ、見て!すごいでしょ!」 って息子にそっくりです(笑) イラストも子供に媚びてなく文字の配列も工夫してあったりで なかなか視覚的にも面白いです。 ただ結構文字数が多くて長いです。 鉄道好きのお子様なら小さくても最後まで聞けるかもしれませんが そうでないなら年中くらいからの方がいいかもしれないです。
投稿日:2013/06/04
子供のころのお気に入りでした。 私は女性ですが、とても印象に残っている絵本の一つです。 自分も子供を産み、まっさきに思い出した絵本がこの本でした。 ところが、約25年ぶりに実際に本を開いてびっくり。 「この本、白黒だったの?うそ!!??」 私の頭の中にある「ちゅうちゅう」は、とても鮮やかなものだったからです。 ちゅうちゅうが街中を疾走していくスピード感。 周りの動物や人々の声。 そして、森に迷い込んだちゅうちゅうの寂しく、不安な気持ち… 今でも、家の本棚にあった「ちゅうちゅう」を思い出せます。 子供って、絵本を読んでもらっている時、 本当に頭の中で情景を描いているんだなあと驚きとともに実感しました。 読み聞かせにはとても良い絵本だと思います。
投稿日:2012/10/31
文章の配置とかが面白い。 まるで絵の一部のようです。 でも、読み聞かせする側としては 慣れるまでちょっと読みにくいです。 ちょっと長いですが、あまり気にせず最後まで聞いてもらえました。 読み聞かせたのは娘ですが、男の子のほうが もっと食いつくのかなぁと思いました。 でも、おもしろいですよ。
投稿日:2011/12/04
モノトーンの地味めな絵本ですが、子どもはすぐに惹きつけられたようです。 好奇心いっぱいのちゅうちゅうに自分を重ねあわせ、一緒に冒険を楽しんでいる気持ちになるのでしょうか。 そしてみんなに迷惑をかけちゃったちゅうちゅうを、周りの人たちが温かく迎え入れてくれるところもほっとできていいのかもしれません。 私は、挿絵と文字の配置が凝っていて洒落ているところが気に入りました。 古いけれど色あせない絵本ですね。
投稿日:2011/06/09
白黒の絵に雰囲気があってとても好きです。 物語そのものはどうでしょう。 やんちゃなきかん坊なちゅうちゅうは、暴れん坊の幼稚園児のよう。(笑) やんちゃすぎる一面はありますが、ラストはなんだか子どもらしさを全てうち消してレールの上に戻っていこうとしているようで少しもの悲しく感じたりもしてしまいました。 可愛らしいお話だとは思いますが…。 文章が線路のようにくねくねとした列で表記されていたり、随所にこだわりを見てとれる絵本でした。
投稿日:2009/01/25
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