「しろいうさぎとくろいうさぎ」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

「くろいうさぎさん、どうしていつも悲しそうに
考え事をしているの」と息子が尋ねます。
ずっと一緒にいたいからこそ、楽しい分だけ悲しくなる気持ち、
まだ息子には理解できなかったようです。

しかし、最後にしろいうさぎさんとくろいうさぎさんが
仲良く踊るシーン、きっと悩みは解決したのだと理解できた
ようでした。森の皆に祝福されてよかったですね。

息子には、また読み聞かせたいと思います。

姪っ子の4歳の誕生日にプレゼントしました。
絵本が大好きなので、すぐに「読んで！」と言われました。
女の子なので、うさぎの表紙に惹かれたみたいです。
内容が分かっているのかは分かりませんが、「もう1回！」と何度も言われたので、気に入ってくれたみたいです。

絵もデフォルメし過ぎない感じの可愛さで、ママも気に入ってくれていました！

「ママとパパは、大好きだから結婚したの？」などと生意気なことを聞くようになった次男に、この本を読もうと思いました。

言わずと知れた名作ですが、、、
白いウサギと黒いウサギが結婚するまでの物語です。
ちょっとためらったり、恥ずかしがったり・・、二匹の気持ちが通じ合うまでの様子をストレートにそして素直に表現してます。

地味な色調ですが、ウサギの表情がとてもかわいらしく心温まる一冊です。
４歳の次男は｢このウサギさんみたいに結婚したの」といったので
「そうだよ」と答えておきました。

子供達にもこんな風に心が通じ合う人ができるかなあと、
そして人を好きになることの素敵さが分かってくれるといいなと思いました。

この絵本は、大人向け絵本に数えられるのではないでしょうか・・・。
娘と二人で読み終えてみて、なんとなく、娘より、私のほうが、
ほっこりした気持ちになっていたような気がします。
忙しい日常で、こんな気持ちは忘れていたような・・・。
そう、新婚の時は毎日こんな気持ちだったような気がします。
プロポーズするのに使ってみるなんて、ちょっとおしゃれじゃありませんか？
娘は、母の感動を尻目に、あまりピンと来てなかったようでした＾_＾；

絵本ナビで知り、読んだことがなく墨江タッチの絵にも惹かれ以前から気になる絵本のひとつでした。
書店で偶然目に入り、近頃、娘が結婚のことを口にすることがあったのでいい機会かな！と思い読み聞かせをしました。

娘は、くりかえしが楽しい時期なのでくろいうさぎが“ぼく、ちょっとかんがえてたんだ”と答えるたびに笑い、うさぎが目をまんまるくして一生懸命考える場面も大爆笑で、うさぎさんが好きな娘はうさぎのダンスを踊ってる場面が気に入り娘も“うさぎになりたい！！”と言っていていました。。

いつか、娘も書棚から手に取り違った気持ちで読み返す日が来るのもいいかなと思います。