「おひめさまとカエルさん」 大人が読んだ みんなの声

短いお話がみっつ入っています。どれも、女の子がなきはじめると、カエルが助けてくれるお話です。なんとも、素朴でほのぼのとしているのですが、ユーモアがあり、あたたかさもあり。私としては、王さまのお話が一番好きだな、と思いました。

困って泣いているお姫様をカエルさんが来て助けてくれたお話しが、三つありました。
　　１　いけに　おちた　ボール・・・・・・・
　　２　なくした　おつり・・・・・
　　３　おうさまの　あたまに　とまった　とり・・・・・・

どのお話もお姫様が登場して、困って泣いているとカエルさんが現れて助けてくれるお話でした。お姫様らしくない普通の女の子が着る服を着ています。ひょっとしたら、カエルさんは魔法をかけられた王子様かなあと思ってしまった私でしたが、ちょっとメルヘンチックになっていた私でした（笑）

大人の私が手に取ったのですが、予想と反して３歳くらいの子からでも読めそうな内容でした。子どもに良さそうなので今度読んでみようかな。
３つの短いお話が入っています。タイトル通りおひめさまとカエルくんの物語です。
ほのぼのとしたお話で良かったです。
おひめさまなのですが気取った感じもなく、けっこう普通の女の子っぽくて親しみやすい子だなーと思いました。身近な感じがします。

作者夫妻の長女が作ったおはなしだそうで、これを両親が絵本にするなんて、なんてすてきな家族でしょう。

困った時に助けてくれる存在がいたらなあと、子どもらしい発想で共感できます。
最後のおはなしは、ユーモアのあるおはなしで、長女の才能があふれています。
これからも読み継がれていく絵本だと思います。

おひめさまとカエル、という組み合わせは異国の匂いがするなーとおもいました。日本にとってお姫様って身近ではありませんもんね。でもお姫様にあこがれる女の子なんて、夢を見ながら読めていいんではないか、と思いました。いつだって助けてくれる人（かえる）がいるんだもの。心強いです！