絵について自信を失っていたフレッド。
お姉ちゃんのマーサに力づけられ、ちょっと自信回復。
そんなある月曜日に、先生が一週間を“絵を描く週”にと。
ここから、フレッドの遠大な素晴らしい構想(計画)が始まりました。
彼のアイディアはなかなかなものです。
素晴らしい発想だと思います。
完成すれば、他の子には思いもつかない、オリジナリティ溢れる作品だと思いました。
ここから、フレッドの試行錯誤が始まります。
彼の偉かったのは、先生やマーサを頼らなかったこと。
素晴らしい自立心です。
そして、とうとう金曜日が来てしまいますが…。
先生の一言には、少しガッカリしましたが、その後のフォローがあったので、読んでいて救われました。
先生の、アドバイスが描くことのヒントになり、そこからの集中力がまた素晴らしかった。
出来よりも、この集中力が大切だと思います。
でもこの結果よりも、私は、フレッドの膨れあがった構想と結果的に実現できなかったけれども、取り組んだ姿勢、プロセスを賞賛します。
きっと、自分の思い描いたものが作れるようになる力量が、こういう失敗の繰り返しの中で育って行くと信じています。